リトルプリンスと「和」 | 音楽座ミュージカル 大川麻里江オフィシャルブログ「Marie's Gallery」Powered by Ameba

リトルプリンスと「和」



先日の、「リトルプリンス 星の王子さまと私」の話から、リトルプリンスと「和」のおはなし。

映画では、ストップモーションアニメに和紙という和の素材が使われていましたが、音楽座ミュージカル「リトルプリンスⅡ」にも意外な(?)和の接点があるんです^^

衣裳にぜひ着目してみていただきたいのですが、上の渡り鳥の衣裳。
袖が風になびいてますね!
写真だとわかりづらいかもしれませんが、この広がった袖と、ボトムの裾…


"Actors in Kanjincho, Ichikawa Kuzo II, Ichikawa Ebizo V and Ichikawa Danjuro VIII by Kuniyoshi" by Utagawa Kuniyoshi - Museum of Fine Arts, Boston, online database. Licensed under Public Domain via Wikimedia Commons.

歌舞伎や能の装束に似ていると思いませんか??^^
(↑私の勝手な思い込みですが、勧進帳の冨樫の衣裳とか渡り鳥ぽくない!?)
↑…という妄想はさておき、着物や袴にインスパイアされたデザインだと聞いた覚えがあります。



こちらはバオバブ。
(こちらも見づらいかもですが、画像クリックすると拡大します)
足元がスカートではなく袴のように2つに分かれているので、
たまに急いで着替えて片方に両足を突っ込んでしまうと大変なことになります…!

そんな隠れた「和」のエッセンスですが
フランスで生まれた「星の王子さま」とのコラボ、面白いですよね!

ちなみにこちらはバオバブの衣裳の生地を拡大したもの。(写真は公式twitterより)
渡り鳥もバオバブも、プリーツ加工された生地が使われていて、独特の風合いがあります。
バオバブは、振付によってこのプリーツがバネのように伸縮して、どんどんはびこっていきますよ!

「リトルプリンスⅡ」幸田町公演ホームタウン公演ではバックステージツアーがあって、もしかしたら衣裳を間近で見ていただくチャンスがあるかもしれません
ぜひそのあたりもお楽しみいただけると嬉しいです♪♪