こんにちは(^^)
側弯症治療専門 たんぽぽ鍼灸院です。
鍼灸あんま師の大友です。
産休があけて、昨年から復帰しました。よろしくお願いいたします
先日、涙がでるほど痛い肩コリの患者さんを治療しました。
仕事はデスクワークでのＰＣ作業がメイン、立ち仕事もあり、月に2回は国内出張をしています。
もともとは「肩が重いなあ」と感じる程度だったのが、半年ほどで寝ても覚めても痛い時があるようになりました。
毎日ではなく、生理周期や月末のストレスなどが重なった時に出現しやすいようです。
しびれはなく、後頭部にときどき頭痛が起こること、ほかにも問診をしていくなかで
「肝陽亢進」による肩コリであると証立てしました。
マッサージや鍼での強刺激（痛いくらいの刺激）では、気を損傷して症状が悪化すると感じ、
本人はそれを望んでいたのですが、相談ののち、柔らかいやさしいマッサージと鍼灸を行いました。
治療前の痛みが3割に減りました。
痛みが強いから、こりがすごいから強くもめばいいというわけではありません。
今回の患者さんも
「マッサージが好きで強く指圧してもらうことが多かったが、やさしい力加減で気持ちよく、しかも強く押して貰った時より痛みがなくなってびっくりしている」と言って頂けました。
強い刺激だから効果がでる、弱い刺激だから効果が薄いということはありません。
症状にあった一番適度な強さがあります。
そこを私たち鍼灸師は一生懸命探します。