こんにちは(^^)
側弯症治療専門 たんぽぽ鍼灸院です。
鍼灸あんま師の大友です。
現在育休中で、4月から復帰予定です。
産後、髪が抜けやすいと聞いていましたが
わたしはそんなに変化がありませんでした。
自分は抜けないタイプなのかな。
ラッキー!![カナヘイきらきら](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/016.png)
![カナヘイきらきら](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/016.png)
と思って油断していたのですが…
産後ずいぶん経ったいま、抜け毛が気になる!!![ショックなうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/010.png)
![ショックなうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/010.png)
季節の変わり目だからかな、とも思ったのですが
はや12月。もう12月。
季節はすっかり冬ですもんね…。
これは産後の影響でしょうね。![ぼけー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/060.png)
![ぼけー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/060.png)
出産直後は骨盤や子宮の痛み、腰痛があって、すこしすると抱っこによる肩こり、背部痛、腱鞘炎。
睡眠不足は慢性的で、貧血や便秘になったり。
そのうえ髪も抜けるとは!
なんとまあたいへんですね。![無気力ピスケ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/005.png)
![無気力ピスケ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/005.png)
さて、東洋医学では、髪は骨の有余です。
骨を司るのは、
木火土金水でいうと「水」、
肝心脾肺腎では「腎」です。
腎の主な働きは「生殖」
つまり妊娠や、それにまつわるホルモン、カラダの働きです。
産後の抜け毛は、「生殖」、子供を産んだあとですから、話のスジは通りますね。
東洋医学は現代にももちろん通じます。
治療では、髪(あたま)自体にも針やお灸をしますが、
それはあくまでおまけで
メインは「腎」を補うことをします。![気合いピスケ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/003.png)
![気合いピスケ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/003.png)
出産により、カラダのバランスが崩れ、腎が虚している状態なので
そこを補います。
補うためのツボは、たとえば太谿、復溜です。これは個人差や、その日の体調もあるので日によって1番効果的なツボを選びます。
ツボはひとつでも効果がありますが、組み合わせることで相乗効果を出します。
今回は足三里、三陰交、太衝、豊隆なども候補です。
どのツボを使うかは、脈診と舌、腹診、皮膚反応を見て総合的に決めます。
以前治療した患者さんは、美容鍼との併用でしたが
2週間に1回の治療を2ヶ月続けて、抜け毛が妊娠前と同じくらいになりました。
お風呂で洗髪した時の抜け毛の量で比較しました。![てへぺろうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/008.png)
![てへぺろうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/008.png)
今回は自分のカラダを実験台にして研究します。
赤ちゃんが寝た夜中に、いつ起きるかドキドキしながら
速刺速抜での治療をしてみます。