当院ではまずは痛みがでているか
の確認を行います。
 
痛みにもいろいろあります。
 
側弯症で多いのは、
腰痛、背部痛。
 
合併症としては少ないですが、
膝の痛み、首の痛み、内臓の痛み、等も側弯症に関わってきます。
 
装具をされている方では褥瘡や皮膚の痛みがあります。
 
痛みが出ている場合は、これを第一に治療します。
 
痛みがあると、
身体はできるだけ楽な姿勢をとります。
 
持続する痛みの場合は、
当然その姿勢も持続します。
 
すると、”痛みから逃げる姿勢”を
身体が覚えてしまい歪みが強くなってしまうからです。
 
また、その痛みが側弯症からきているものなら
 
”これから歪みが強くなる危険信号”
 
の可能性があります。
 
こういった、痛みの治療に大きく特化しているのが鍼灸治療です。
 
小さな子や痛みに敏感な方には
刺さない”打鍼”という治療方法もあります。
 
身体に先端の丸い金属をあて、
その上からトントンと小槌で叩く治療方法です。
 
優しい刺激で痛みを取ります。
 
また同時に
適切なツボを使ってカラダの中から
体質改善をし
血液やリンパ液、”気の流れ”を整えます。
この治療は痛みがでていない方にも必ず行います。
 
痛みが装具によってでている場合(特に皮膚の症状、あせも)もあります。
この場合は、痛いだけでなく、
装具を装着することができなくなることがあります。
 
こちらは余談にはなりますが
とても大切なことなので次の記事でお伝えいたします。