ミモザって5年くらいで相当大きくなる。

田舎の家のお庭には、私たちが数年おきに植えた50センチ程度の

ミモザが、大木になって育っている。

15年ほどのものもあるかな。

1本は屋根をとっくに超えて、年に何度か花を咲かせているし。

1本は、氷点下になった年にも負けずに大きくなった。

 

このミモザは、一度、ノルマンディー地方が

数日氷点下になった年に

完全に枯れたと思われた。

 

ああ、残念だったね。と言っていたら、

いつの間にか、枯れたはずの幹の横から細い幹が育ち始め、

どんどん伸びて、大きくなった。

すごい生命力。

 

そして、数ヶ月前の台風で倒れてしまっていた。

近所の人から聞いて、様子を聞いて

助けに行かなくちゃ。

と言いながら、バカンスまで行かれずにいた。

 

12月に行ってみたら、倒れているけど、

しっかり蕾をふさふさつけて、元気だった。

根はちゃんと一部土から栄養を得ているようだった。

 

夫は、色々考えた末、ある程度枝を落としたり

重さを調節して。起こせなければ、

植木屋を呼ぶと言っていた。

 

まずは、梯子を出してきて。

ミモザの下に梯子を入れ、

(てこの原理?かな?違うかな?笑)

 

少しづつ、梯子を起こすように、

背中で梯子を背負うようにして、

一人でいつの間にか重い木を起こしていた。

 

すごーい。

普通だったら、男性3人で、プロがやるような作業。

 

そして、その後が問題で、根元に土を被せたと言っても、

また強風で倒れては意味がないので。

船用の特別丈夫な大きな綱で、3箇所結び、

他の木に固定。

 

まず結び方をおさらい。

義父が使っていたヨットや船に乗る人のための綱の結び方。

ロープワークのいう本が家にあったので。

 

船で強風の時に、座るように

人に結びつける「腰掛け結び」という結び方。

チェアー・ノット (英)

noeud de chaise ヌードゥシェーズ(仏)

 

締まることもないし、緩むこともない。

もちろん、自然に解けてしまうこともない。

特別な結び方で、ハンモックなどを結ぶ時にも

使えるのかな。

夫は、小さい時にボーイスカートで

習ったそう。

 

二人で台所の、お料理用の紐で練習し。笑

 

風で揺れると、幹に綱の摩擦が伝わってヘタをすると

擦れて切れてしまうほどの負担がかかるということで、

摩擦から守るための布をガーデニングのお店へ買いに行き。

色々相談してみる。

 

ガーデニングというより、作業としては植木屋さん。

そのくらい育つんですよ!ミモザって。

 

一人だったら・・・。

年取ってからは・・・。

と考えると。全体的に、お庭の手入れとか

本当に大変だろうなと思う。

 

 

 

 

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