最近、もしかしたら、

なんでもやろうと思えば

一歩一歩ならある程度できるんじゃないか。

と、思い始めています。

 

私の場合、不思議と年齢が高くなってからの方が

そういう気持ちが強まりました。

 

本当は10代で始めて最大限の努力を10年以上続けなければ

その世界で、何かをやったことにはならない。

特に音楽は、3歳から始めて30年以、生涯毎日必ず訓練するのは

当たり前のことなので、それができないなら、意味がないとさえ思ってしまいますが。

 

それでも、毎週1回、何歳からでも何かを続ければ

脳や体は変わってきます。できれば毎日5年。

 

スポーや、お茶。

手芸や服作り。

絵画、初級合気道

大学の別分野の勉強など。

やってみたら、違う気持ちで生きられるかもしれません。

 

ピラティス定期的に行くだけでも

体が変わるように。

 

フランス人の友人が趣味の油絵を本格的に始めたのは、

定年後なのですが。

たったの数年で、注文が絶えないプロになってしまいました。

彼の偉いところは、とにかくコツコツと毎日数時間は描き続けていることと、

毎週必ずプロのアドバイスを聞いて習っている。

 

頼むと犬や猫を風景画に取り込んで描いてくれるんです。

私も、数年前に亡くした犬の写真を渡して注文しようかしら?と

思うほど、本当にある森の風景の中を走っていたりする絵を描いてくれるので、

まるでペットが生き返ったようにさえ感じます。

ただひたすら描いていたら、

私の分もお願い!と近所の人や友人から頼まれるようになっていったそうです。

でも、手放したくない絵も多いから困っているほどだそう。

彼の家に行くと、なんだか勉強したくなってくる。

きっと毎日勉強して、描いている気配がするからだと思います。

 

定年後に勉強して

プロのソムリエになってしまったり、

レストランを開いたり。

何事も、まずは情熱。

 

もしかすると、すごく内気な人がある時を境に

ものすごい社交的な人になったりすることもあるのかも。

そういう方が人生楽しいなと思います。

 

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