地味な作業

ひたすらにやり続けて実現した人にしかわからない
境地というものがあって

夢を実現して
さらに次の目標や夢に向かって
進み続けている人を見ているのが好き

世界的に有名な画家たちだって、
やっていることはとても地味で

今わけあってパリに住んでいた画家藤田の本を
読んでいるのですが

藤田はデザイン画６千枚
油絵５００枚は描いたと言っています

マチスだってピカソだって
1日に３人づつモデルを雇って
毎日毎日描き続けているのを見て
自分はもっと描かなければと思ったのだそうです

以前フランス人画家の方が仰っていたのですが
（ここにも書いたかもしれませんが）
画家というのは描かずにはいられない生き物
子供はお金になるから描くのではないし
私たち画家も、誰に頼まれたわけでもなく
お金にならなかったとしても、
ひたすらに毎日毎日1日中描かずにはいられない。
それが画家です
と言っていた

どの職業も一緒ですね

特に画家、作家、音楽家などは
一見華やかに見えるけど
まあ、それはそれは地味な作業ばかり

作家なんて、本当に普段一人きりで考えているわけだから
一体これを誰が読むんだろう
みたいな気持ちでしょうね


写真は、先日ご紹介したMOUTON BLANCのアトリエの店頭に飾られていたお人形




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