ジュテームの壁とは、フレデリック・バロンの芸術作品で
「愛しています」という言葉が世界中の言葉で
書かれている壁。

道行く一般の人1000人に、
300言語で書いてもらったものを壁に描いたのだそう。

私は、モンマルトルの観光名所として有名と聞いてもぴんとこず、
そんなのあったっけ?と思っていたのですが。

ある時、近所をお散歩していて、
ふっと公園の中で目をあげたら、
この壁が目の前にあり・・・。

あっ・・・これか。
これのことだったのか。
大げさに観光名所とかいうから、もっと違うものを想像していた。
ここの公園の中にあったとは!知らなかった!
ただの超小さい公園の壁じゃん。

と、すごく驚いたのでした。

・・・でも、よく見ると、
周りはのんきにベンチに座るお年寄りや
観光客のカップルなんかがいて。
春だったので桜が咲いていて、小さな花壇にもお花が咲いていて。

のどかですごくいい光景でした。
確かに、この言葉に勝る美しい言葉は
この世に存在しない最強の言葉ですもんね。
日本語で「愛してる」というのは、
ちょっと恥ずかしいんだけれど。

仏語で「ジュテーム」なら毎日言っても
言われても恥ずかしくない。
どうしてなんだろう。


hp→

square Jehan Rictus ジャン・リュクテュスという小さな公園の中にあります。
住所はplace des Abbesses 75018 Paris.
アベス駅あがってすぐです。

皆様も言ってみませんか?
1日一回誰かに「愛してるよっ」って。

犬でも、植物でも小鳥でも。
もちろん恋人や家族でも、自分にでも。

笑顔でぎゅっと抱きしめて
そっとほっぺにキスをして

「愛してるよ!」って。

ささやくように、
愛しさを込めて!!

きっと、そんな思いが込められているのでしょう。
素敵な作品ですね。


愛の告白というと大げさかもしれないけれど。
愛を表現する言葉を聞いたら
千差万別にあるかもしれない。

「ああ、ボクは最高に幸せだーーー!!」と結婚披露宴で叫ぶなんて最高。
毎朝の「おはよう」だって
黙って頭をなでるだけだって
全部全部愛の表現になる。

その人らしい無言の愛の表現なんていうのも
ぐっときますよね。

究極は、まなざしかな・・・。
そっと愛しむようなまなざしは、
何よりも愛を表現していると思う。

かっこつけたものじゃなくて、
本当に心から幸せそうにしている人をみると
誰だって嬉しくなっちゃいます。

あなたが一番嬉しかった愛の表現は何ですか?






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