今、演奏家のために書かれた「こころのレッスン」という
以前テニス選手のために書かれた
インナーゲームの本の著者と共同して
プロのコントラバシストで教師でもある音楽家が書いた本を読んでいるところ。

以前からこのテニスプレイヤーの為に書かれた
スポーツ心理学に関する本が音楽家にも良いという噂は聞いたことがあったけど、
音楽家用に書かれた本があることは知らなかった。

ジュリアード音楽院では応用スポーツ心理学に基づいた
こころの授業というのが実際にあるのだそう。
オリンピック選手には、それぞれ実技のコーチと
こういうメンタルのコーチがつきっきりで指導するのだそう。

本当は、留学、受験、コンクール等、それぞれの人生の転機には
こういうメンタルのコーチがいたほうがいいのかも。
というか、いつのまにか、音楽教師や留学アドバイザーは
こうした、メンタルコーチの役割を演じる必要があるということでしょうね。

パリの国立高等音楽院では、
アレキサンダーテクニック(ストレッチのようなもの)等の授業はあるけれど、
心理学そのもの、瞑想、気功等はレッスンではとりいれている教授があるけれど
まだ実際の授業としては行われていないと思う。

この本に書かれていることは、かなり面白いので、
読み終わって、実際にレッスンにも取り入れてみて、
他の今まで蓄積している教授からのメソードとも組み合わせて
感想や実践研究を少しづつここにも書いていこうと思います。

こういう心理学系のことは、
スポーツ、芸術、舞台、
日常生活や他の分野の仕事にも
共通する部分が大いにあるので、
職種が違っても面白いものです。

それと、能楽師が書いている呼吸の本も読んでいるので、
呼吸法と瞑想のこともいろいろ研究中。
呼吸法がリラックスや集中に一番大事というのは、
きっと誰でも知っているけれど、
なかなか実践できないものです。
これも、少しづつレッスンにもとりいれて、
ここでもご紹介していきたいと思っています。

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
ブログランキングに参加しています。
今日もご訪問、応援クリックありがとうございます。



paris暮らし

paris暮らし