【内容情報】(「BOOK」データベースより)
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聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者の最高到達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。
140回 直木賞を受賞した作品ね
ブランチでよく紹介されてたし、2009年の本屋大賞にも選ばれた話題の本です
みんながオススメする作品だけあって、本当に読んでよかったぁ
悼む人=坂築静人は見ず知らずの人を悼むため、全国を旅している
その旅の途中で、旦那を殺したという女性に出会い、旅を共にすることになる。
その一方で、静人の母 巡子は末期癌を患い、妹 美汐は別れた恋人の子供を身籠る
また、静人に興味を抱いた記者 蒔野は人間不信で、エグイ記事ばかりかき、皆からも嫌われている
彼が静人に出会い、少しずつ何かが変わっていくが
こんな感じで、3人の立場から物語は進んで行くんだけど![]()
マリーが一番心に残ったのは、母・巡子の場面
またまた号泣しました
末期癌と、真正面で向かい合い、最後まで自分の意思を貫き通した
あの強さには感動をこえた何かを、得られたような気がします
今はまだ若いから死について実感がわかないけど、
でも、いつかおとずれる死と向き合う時、きっと巡子のこと思い出すと思う
そして私も、彼女のように立派に死んでいきたい
静人の行動については、いろんな意見があるみたいだけど・・
「人の死に差別はない」っていうくだりに、はっ
とさせられる想いでした
多くの人に愛されいつまでも誰かから悼んでもらえる人もいれば、
誰からも看取られず、たった一人 孤独に死ぬ人もいる
難病に侵されながらも、必至で戦った子供の死も、
とるにたらない事故や事件で死んでしまった人も、
命の重さに軽いも重いもないということ
マリーは静人のような人、ありだと思います
この本はまた読みたいと思う
また読んで、死について向き合ってみるのもいいと思う
