眠れぬ夜。
小型犬と言えども


布団の上で寝られると非常に重い。
布団がとても重く感じる。
エルモが布団の上で寝てたので
重くて寝れない。
『おいで』
と、布団をチラッと捲ると
すぐさま腕枕状態。


エルモさん。
腕枕は好きなんだけど
腕枕でガッツリ寝息たてて寝ることは
した事がない。
『あたい、眠いから。
本気で寝るから。』
と、腕枕に満足すると寝場所を求めて
腕からすり抜けて行く。
今日はガッツリ寝息たててねてるー
が、しかし。
私が寝返りうてず、寝れない

寝れないので腕枕しながら
スマホをいじっていると、里親募集のHPに辿り着いた。
掲載期限が設定されていて
掲載期限が終わってしまったらこの子達はどうなるんだろう…
そう思うと悲しくなった。
私は子供の頃、猫を拾った事がある。
うちの実家は田舎で、実家の前には川が流れている。
恐らくその上流から子猫は流されて来てるんだと思う。
一度、上流から必死にもがきながら流れてくる猫を見つけた事があったからだ。
小学生低学年だった私は川下へと走った。
結局見失ってしまい、その猫がどうなったかは分からない。
そして数年後、川下の流れが緩やかになるポイント当たりで
にゃーにゃーとか弱く鳴く猫を3回位拾った。
決まって皆栄養失調状態の子猫。
子猫はガリガリなのにお腹はやたら大きかった。
手遅れだったのだと思う。
か弱い命の炎はすぐに燃え尽きてしまった。
守ってあげなければならない命。
私達が普段生活してる中では見えて来ないけれど
今も里親を求めて待ってる犬、猫達が
世の中沢山いるんですよね。
エルモさん。
私、腕が痛くなって来ました。。
腕枕の腕を抜いてもいいですかね。
明け方、5時。
そろそろ私も寝なければ…。