お久しぶりです。ずっと更新していませんでしたが娘に変化があったので記録として残したいと思い書いています。

 

最近の娘ですが夜になると幻聴が酷くてそれについて加藤先生の『「心の病」脳科学』が参考になったので紹介します。

 

幻聴、幻覚、これは脳の働きで普通の人でも起こる現象です。これだけで統合失調症と診断する医師は勉強不足ですね。

 

どういうときに起こるというと、長い退屈な船の旅で同じ風景をずっと見続けているとき、寝入るとき、目覚めの時にしばしば幻聴、幻覚があります。

 

加藤先生の本だと、第3章 脳回路と認知の仕組みから見た精神疾患に書かれています。

 

できればこの本、たくさんの人に読んでほしいと思うので簡単に書こうと思います。

脳が認知するときの情報の流れにはボトムアップとトップダウンの2つの方向があります。

ボトムアップ・・・目や耳などの器官がとらえた情報

トップダウン・・・前頭前野など高次脳部位で経験や記憶によって見たものから何かを予測する情報

 

このボトムアップ情報が遮断されると、トップダウンとボトムアップのバランスが崩れ

視覚野が活性化して見えないものが見えてしまう。こんなことが起こるそうです。

 

とすると、夜になるとボトムアップ情報が低下してトップダウンが勝ってしまい幻聴が聞こえたり幻覚がみえるということが起こりうるということです。

 

 

娘は幻聴と言っているので心のうちから起こる声と認識しているので認知の障害がありません。だから統合失調症ではないんです。

 

でもこの声が恐ろしいことを言うのでつらいようです。そこでいろいろ試しています。

 

脳の炎症が原因で脳の神経回路が作り替わりミクログリアが活性化していると考えられるので炎症を抑制すれば楽になるのではと。

 

とりあえず、血糖値が上がると調子が悪そうなので明治のヘモグロビンA1c対策ヨーグルト食べています。

 

他にミクログリアの活性化を抑制するため納豆、酒粕を試しているところです。

 

良い結果が出たらまたブログ更新します。