ときどき、娘の音の聴こえ方が静かになるそうです。聴覚過敏だからいいことだと思うのですが、そんなに簡単ではありません。
自閉症のドナさんは食事で症状が改善したとき、新しい変化がなかなか馴染めなくて、履きなれない靴を履くようだと表現していました。オリヴァー・サックス博士の本では、盲目の患者が50代で目の手術をして見えるようになったら刺激が強すぎて、うつ病になりました。ブログでも自閉症がよくなったのにブログを削除して旅に出てその後どうなったのかわからない人がいます。
発達障害では食事などで改善する人がいますが、今までと違う自分を受け入れることが困難で精神が不安定になることもあります。
娘は、音が静かすぎて自分が世界でぽつんとしているような感覚になり、寂しいと言っています。
腸内環境が改善されると、GABAとかセロトニンなどの量が変化するのか脳の構造も変わることがあるように感じていますが、子どものときはその変化に対応しやすいかもしれないけど、年齢を重ねるとそれはそれで大変なんだなあと思います。
自分が乳がんになり、子どものサポートする余裕がなくなってきたけどまだ頑張らないといけないようです。
もうあんまり頑張りたくないんだけどね。人生疲れることばかりで、もっと楽しみたいなあ。
でも支えないといけない人がいるから頑張れるんだろうね。それが結果的に再発の予防になっていると思います。やれやれ。