押川先生が動画で「最高のがん治療」を紹介していて良さそうだったので購入しました。

 

特に興味があったのは、第3章食事やサプリでがんは治るのか

で糖質制限についても書かれています。

わたしは、糖質制限はしていません。食事やサプリは、治療の主役ではなく脇役と考える

と書かれています。また、サプリは抗がん剤の働きを弱める可能性があるとも。

 

 

面白かったのは、急速がん、超のんびりがんです。

がんの性質はみんな違っていて、怖いのは急速がんですが、抗がん剤はよく効くようです。また、検診があまり有効でないがんもあるようです。

毎年、検診を受けていてもみつからないがんもあります。それは、急速に進行するからだそうです。

 

第7章では

がんを防ぐために普段の生活で何ができるのか

について書かれています。

 

他に、トンデモ情報についても。

 

この本は、とても良い本でした。購入して正解だったかな。

 

病気になると、不安もあるけど、正しい知識を持つことが大切だと思います。

知識があれば、対策も立てられるし、過剰に不安になることもありません。

不安があると、交感神経が優位になり、ストレスホルモンが増加してしまいます。

また、痛みとかの感覚も過敏になります。

痛みは、何度も反復すると、実際には治っていて痛みはないのに、痛みの神経回路ができてしまうと、痛みが続きます。

有名なのは幻肢痛、慢性疼痛。

幻肢痛は、切断して手がないのに痛みがあるんです。これはラマチャンドラン博士がミラーボックスという魔法のような方法で痛みを取り除きました。

脳の神経回路は、変えることができるから、認知行動療法は効くんです。不安が強く、衝動性があり、細部が気になる、強迫性障害ぽい人も、認知行動療法で脳の神経回路が変わり、よくなります。気持ちの持ち方って大切です。