昨日は、映画「IT」を娘と一緒に観ていました。
テレビ版なので残酷なシーンはカットされていました。
原作は、スティーブン・キングです。
少年たちは、それぞれ、親との関係性に悩み、傷を抱えています。カットされていたのでわかりにくい部分もありましたが、トラウマを抱えています。「IT」は大人たちにはみえません。子どもにしかみえないのです。
少年、少女は、「IT」と対峙し、闘うのですが、これが過去のトラウマと決別するための治療に近いんだなあ。(精神世界の壮絶な闘いです。)
息子はいじめの後遺症のPTSDがあります。EMDRを20回ほど受けましたが、精神がボロボロになります。(一時的には悪化します)しんどいんです。一人ではトラウマと対峙することはできません。周囲の力が大切なんです。
この「IT」と闘う子供たちも一人では無力ですが、団結力で「IT」と闘います。
ホラーですが、ノスタルジックで、思春期の子供たちの成長を描いています。喪失感、悲しみ、友情があり素晴らしい作品です。
続編、観たいですが、大画面で観るのは怖いのでDVDで購入したいなあと思っています。