人間の細胞は、60兆あると言われています。
また、この細胞は速いスピードで入れ替わります。
皮膚の細胞は増殖が速いそうです。髪の毛、爪もどんどん入れ替わっています。爪も髪も死んだ細胞です。切っても痛くありません。
身体の細胞は2カ月から3カ月でかなり入れ替わります。
抗がん剤が、癌細胞以外の正常な細胞までダメージを与えるのは増殖が速い細胞に作用するからです。
今、わたしが受けている抗がん剤は、吐き気はそれほどありませんが、皮膚、粘膜に作用して手の皮がむけたり、舌や喉、胃、腸の粘膜に作用するので口内炎ができたり喉に痛みがあります。下痢もあります。でもこれは薬が効いているからだ思います。
抗がん剤は、増殖が速い細胞に作用します。だから、糖質制限はしませんでした。そして、抗がん剤は効いて癌は小さくなりました。
しかし、脳の神経細胞は増殖しないから認知が低下したりすることはありません。
脳の神経細胞はほとんど入れ替わることはありません。例外的に増殖するのは海馬、嗅細胞だそうです。それでも全体としての容量が決まっているそうです。
神経細胞が入れ替わると人格が曖昧になるのではないかと言われています。
脳の病気が発病まで時間がかかり、発病するとなかなか回復しないのも細胞の入れ替わりがほとんどないからだと思います。
抗がん剤は、はじめの一週間くらいは副作用はきついけど次の抗がん剤までには回復しています。それは細胞が入れ替わるからです。
なかなか回復しないから精神医療はデタラメという人には近づかないほうがいいと思います。その人たちは癌の標準治療を否定します。そしてその人たちと繋がると怪しげな代替療法の医師たちに繋がります。平気で嘘をつく医者もいます。ネットの世界はトンデモが多いから気をつけてほしいです。