池谷裕二先生の「脳と心のしくみ」では

アルコール依存症患者の脳では、前頭葉の細胞の一部が破壊されるため、欲求を抑制できなくなっていると考えられる。

アルコール依存症によって脳が委縮すると、ろれつが回らなくなったり、歩行が困難になったりするほか、物忘れ、見当識障害(時間・場所・人物がわからなくなる)なども現れる。さらに、脳梗塞などのリスクも高まる。

と書かれています。

 

また、グリア細胞、ニューロン(神経細胞)にダメージを与えます。

グリア細胞はアストロサイトがありニューロンに栄養をおくります。また神経伝達物質のバランスにも関わっています。

 

向精神薬の危険を訴える方はアルコールに関してはスルーですね。

 

わたしはアルコール一年に数回しか飲みません。また、アルコールを飲み続けていた人が急にやめると認知が低下するようです。

ベンゾと作用が似ていると思います。