あるブログの神経発達障害だから脳の機能障害ではないってどういう意味?

 

神経疾患は「脳という臓器や神経細胞の異常があきらかになっている病気」で精神疾患は「脳や神経の異常が明らかになっていない、心の病気」ですがそれまでの技術では原因が見つからなかった病気なので検査の精度があがり原因がわかれば神経疾患、精神疾患の区別はなくなります。いずれ「脳の疾患」として一つに統合されるそうです。

「つながる脳科学」P248の分類表の脳の病

おもな精神疾患のなかに神経発達障害と書かれています。

 

また大隅典子先生はニューロディベロップメンタル・ディスオーダーを神経発生発達障害と訳すべきと本に書いています。

「脳からみた自閉症」

 

また、いちばん程度の軽い自閉症と健常者のあいだにも、明確な境界線はないと考えられています。P15

 

本書では、自閉症患者と健常者のあいだにこのような連続性があることを認識したうえで、簡便のために「自閉症」という言葉を使わせていただきます。P16

 

連続性があるということであれば、「発達障害が治った」というのは適切と言えないと思うけど・・・・・。

 

それから「発達障害は治りますか?」で岩永先生が変えられる問題が二次障害って言っているんだけど。

神田橋先生は治るって言ったのは一次障害ですか?二次障害ですか?という質問に対して

自然治癒力が発動するんじゃない

と言っていて質問に答えていないと思うんだけど。

 

なんで「治る」という言葉だけ独り歩きしたのかさっぱりわからない。

読者の拡大解釈ということ?