脳の細胞膜のカルシウムの濃度は低く保たれていますが、双極性障害の躁状態ではカルシウムの濃度が高いそうです。
このカルシウム濃度が上がるといろいろな変化が起きます。(シナプスの可塑性)
このカルシウムの回収をしているのはミトコンドリアです。ミトコンドリアが回収できないほどカルシウムが増えてしまうとミトコンドリアは破裂して細胞全体が死んでしまいます。
この状態の精神症状は、学習がとてもはかどり、小さな刺激でも強い刺激になります。娘の場合は聴覚過敏が酷くなります。記憶力は驚くほどよいです。一見、悪い状態に見えませんが、この状態が長く続くとうつ状態になります。
そこで対策としてタウリンを摂るようにしています。
タウリンはミトコンドリア病、統合失調症の幻聴にもよいそうです。
ミトコンドリア病と双極性障害については加藤忠史先生の本に詳しく書かれています。
また、発達障害もミトコンドリア病と関係があるそうです。
タウリンはアサリ、イワシ、マグロなどに含まれています。