脳を発達させるために食べ物に気をつけたり、サプリメントを服用したり、バランスボールに乗ったりしています。

 

オリヴァー・サックスさんの患者さんは様々な脳の障害があっても自分なりの方法で適応していきます。

 

ここで重要なのは適応の仕方は人によって違うということです。独特な方法で発達していきます。

 

世の中は定型発達の脳の発達に適したシステムかもしれませんが、発達障害は別の方法で発達します。

 

例えば、ダニエル・タメットさんの計算の方法は独特です。テンプル・グランディンさんも他の人と計算の仕方が違うそうです。

 

だから、サポートする人はその子の特性を知って手助けしないとよくなりません。自分の考え思考を押し付けると上手くいきません。

 

 

また、音楽は他のどの活動よりもたくさんの脳の領域に働きかけるそうです。

 

映画「レナードの朝」でも無反応にみえる患者さんがある音楽を聴くと自分で食事をしているシーンがあります。パーキンソンなどでもそのようなことがあるそうです。

 

音楽幻聴、音楽知覚では様々な領域が活動します。

聴覚野、運動野、視覚野、大脳基底核、小脳、扁桃体。

 

音楽により作用も違うので、いろいろ試すと脳によいと思います。

 

特に美を感じる部位は辺緑系の興奮を抑制するので、芸術性の高い音楽は良いと思います。

 

娘の脳はまだまだ問題がありますが、少しずつ良い方向にいくように試しています。