晩御飯の準備をしているときでした。

 

「サラダの器がいつもよりも大きく見える」と娘が言いました。

 

「他の物は?」わたしが訊くと

 

しばらくして娘が

 

「わたしがいつもよりも10センチくらい大きく見える」と言いました。

 

初めて視界が変わってから2年ほど経ちます。物が小さくなることは何度もあったけど、大きくなったのは今回が初めてです。

 

娘の頭の中はどうなっているんだろう?

 

オリヴァー・サックスさんの本には、大麻、メスカリン、LSDなどの幻覚剤で、小視症(エルフ、小人、子鬼の幻覚)巨視症がみられるそうです。

 

また、メスカリン、LSDの作用はセロトニンの増加ではないかと書かれています。

 

今日は「惑星ソラリス」で有名なタルコフスキー監督の映画「鏡」を観ていました。

 

わたしは隣で少し観ましたが、わけがわからなくて頭が混沌とする映画でした。

 

池谷先生が脳の揺らぎについて惑星ソラリスの海に似ていると書いていました。

 

娘の視界の変化は一時的なものなのかな?タルコフスキーの映画で頭が混沌としたのか?

 

娘も自分の頭の中がどうなっているのか知りたいようで、またメンタルクリニックでカウンセリング受けようかな?と話していました。

 

日本にも、オリヴァー・サックスさんのような人がいるといいけど・・・・・。とりあえず、サックスさんの他の本も読んでみようと思います。