息子は、3週間ほど前に、インスタなどにあげた絵の評判がよくてその一週間後また絵を出せるように描いて少し無理をしてしまったようです。人の絵見ると、鮮明に記憶してしまい、良くも悪くも影響を受けやすい状態でした。
オリヴァー・サックスさんの本にはアンフェタミンを大量に服用する実験のことが書かれています。そのとき、博士自身は、鮮明な心像を経験していてアンフェタミンは知覚に著しい変化を引き起こし、視覚心像と視覚記憶を劇的に強める可能性があると。
二週間かそこら、解剖学の図や標本を見るだけで、そのイメージが鮮明かつ着実に何時間も頭に残ることに気づいた。心のなかで紙にそのイメージを投影しーー写生器で映したようにくっきりしていたーーその輪郭を鉛筆でなぞることができた。
息子の状態はまさにこのアンフェタミンの実験をしているサックスさんのように人の絵をみるといつまでも鮮明に記憶していたのですが・・・・・。アンフェタミンは中枢神経刺激剤でドーパミンが増えるから、息子の状態はドーパミンの増えすぎで悪化したのかな?
ドーパミンが増えると妄想的になるし、脳の興奮が止まらなくなると統合失調症のようになるみたいです。息子は昨日鮮明に幻覚がみえると話していました。
今はまだ寝ているけど、経過には気をつけないと。脳の興奮が続くと、シナプスは刈り込まれるし、これが長く続くと認知が低下するのかな?
娘も息子も最近は認知が著しく低下していないし、一時的におかしくなるけどそのあと回復しています。脳の興奮、やっぱり怖いですね。