息子と話をしていたら、絵を描いていて、調子がいいと、眼球運動がおこり、眠くなる。

 

脳は覚醒しているのに、寝ながら絵を描いていて、このときが上手くいくそうです。

 

しかし、その後、胸が苦しくなり、眠くなる。気がついたら寝ていた?

 

 

眼球運動が起こるのは、レム睡眠です。このレム睡眠のときの脳の活動は起きている時よりも多いそうです。

 

わたしもたまに眼球運動がおこるレム睡眠の時、映像がたくさん見えて、脳が興奮しているのがわかります。自分で寝ながら、でも意識は、はっきりしていて、自分でまぶたを触ると左右に眼球が動いているのを確かめます。呼吸が苦しくなることはなくて、そのまま、寝てしまうけど、レム睡眠では運動ニューロンが抑制されるそうです。そうでないと、問題行動がおこり困りますよね。

 父は、パーキンソン病になるまえに、15年ぐらい睡眠中に異常行動がありました。わたしは殴られたことがあります。でも父は覚えていなかったです。普通は異常な行動がおきないように、レム睡眠では運動ニューロンが抑制されるんですね。この症状が何年も続くとパーキンソンになる人が多いそうです。

 

池谷先生の本には、レム睡眠は、記憶の整理とひらめきの時間と書かれています。

 

過活動になる脳の部位は、視覚野、海馬、視床、視床下部、扁桃体、網様体です。

 

視覚野は、目で見ていないのに、心象をつくるそうです。

 

息子は資料を見ないで、描くので、視覚野を使っているのかな?脳の使い方が一般の人と違っていそう。