精神科で出される薬はおもに受容体に作用します。

 

シナプスとシナプス間には僅かな隙間があり、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出し、それを受け取るレセプター(受容体)があることで情報が伝わります。例えば、統合失調症の薬はレセプターをブロックすることでドーパミンを減らします。

 

でも、わたしの代替療法は、この放出する量を増やそうとするものです。

 

例えば、タンパク質は肉、魚、豆からとったとしても、分解する酵素が少ないと吸収されません。また、細かく分解されたアミノ酸はタンパク質の合成に使われます。

 

この働きに問題があると、どうも統合失調症、自閉症のような病気になるのではないかと感じて、試したら、二人の子どもたちに効果があったんです。

 

特に娘はGABAが少ないと思い、GADという酵素を増やす食品を食べたら、イライラ、強迫神経症などが緩和したんです。

 

今は、気分の波の原因について仮説を立て、いろいろな食品を試しています。

 

酵素は遺伝で決まるので、わたしの子どもにあう酵素が必ずしも効くとはいえないですが、メカニズムを理解することで、病気が薬以外の方法でよくなるんです。

 

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