ドナさんの「自閉症だったわたしへ」とうい本を読んだとき「赤ちゃんには世界がどう見えるのか」の赤ちゃんの世界と似ているなあと感じました。


 例えば共感覚です。

「赤ちゃんには世界がどう見えるか」には

赤ちゃんが聞いている音はわたしたちが聞いている音よりも細くて鈍いし、ほとんどの音にエコーがともなっている。赤ちゃんの見ている世界は、くすんだ色合いで細部がはっきりしない、ゆがんだ形に満ちたまぶしい世界である、そして赤ちゃんの感覚はたがいに混じりあっている。お母さんの声に味覚を感じ、お母さんの手の感触を嗅ぎ、お母さんの顔つきを肌で感じる。


娘はわたしに匂いを感じると言っています。甘いバニラのような。嫌な文章をみると黒いもやもやした物がみえて、悪臭がするそうです。


普通は大人になると共感覚は失われてしまうのですが、残っている人は何が違うのでしょう?


わたしはシナプスの刈り込み不足が原因だと思います。タメットさんの本にも書かれていました。


タメットさんは、この過剰結合は独創性に繋がっていると考えているそうです。


発達障害はゆっくりと発達していきます。シナプスの接続がよくなるとこの過剰結合の脳を生かすことができるのではないかと思います。