2024/10/9
病気をするずっと前から好きな曲があります。
それは、ジブリの「千と千尋の神隠し」のエンディング曲のいつも何度でもという曲です。
優しい音もとっても耳に心地よいのだけど、
一番好きなのは歌詞です。
この曲の歌詞のいろんな部分に、救われてきました。
20代の頃は、最後の部分の
「海の彼方にはもう探さない 輝くものは いつもここに 私の中に見つけられたから」というところが大好きで今聴いても涙が出るくらいいいフレーズだなって思います。
少し大人になってからは
「悲しみの数を言い尽くすより 同じ唇でそっと歌おう」というところが好きで、座右の銘にしたいくらいこうありたいと思います。
なかなかできないのだけど、、
心がカサカサしてるとき、自分自信が友達や家族と話してる内容が一番占めてる割合が多いことはどんなだったかなって振り返ります。
カサカサしてる時に限って、やっぱり不平不満や妬みの言葉が増えている気がします。
人間だものゼロにはできないけど、この歌の歌詞にあるように自分の唇に嫌なことばっかり言わせるのはダメだなって反省したりします。
そして、今病気と戦ってる自分が一番響いたところは
「生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街もみんな同じ」
というところです。
全然ネガティブな意味ではなく、フォロワーのみなさんで闘病中の方なら誰もが一度は、なんで自分が?なんで癌なの?なんで治らないの?なんで生きてるの?なんで死んでいくの?って思ったのではないでしょうか。
ふと、この曲を聴いて、そこに意味なんてないって思いました。
病気が気づかせてくれることはいっぱいあったし、このことは自分の人生に意味があるとか思おうとしたけれど、違う気がしました。
うまく言えないけれど、生まれた以上命が尽きるまで一所懸命生きる ただそれだけな気がしています。
病気をした以上、もしかすると周りよりも早くお別れがあるかもしれない、ただその日まで命の灯火を絶え間なく灯そうと思いました。
他の人はわからないけれど、
私はなんとなく心が軽くなったのでブログに書いてみました。
今日も1日無事に過ごせて感謝です