2025/4/26


昨年私が膵がんの手術で長期入院した際に、仲良しになった癌友が亡くなりました。


彼女は私より3つ上だけど、まだ下の子が小学低学年でした。出会った時に、

彼女は「私は大腸癌の中の希少癌でステージ4だと言っていました。

でも抗がん剤が効いて小さくなったら手術できるかもしれないと言っていて、お互い子どものためにまだまだ死なないから頑張ろうねと励まし合いました。


あれからまだ1年もたっていないのに、、

先週電話で話したばかりなのに、ご主人からLINEをもらい急逝を知らせを受けました。


最後に話した彼女は息も苦しそうで、とても痛いから強い痛み止めをもらってると言っていて、少し話してる感じも普通ではありませんでした。


今週私が検査入院するから同じ階だといいねと話したばかりで、会えるの思っていた日のお知らせでした。


怖かったし自分が耐えられるかわからないけど、どうしても最後のお別れをせずにはいられず今日お通夜に参列させていただきました。


とても綺麗な表情で穏やかに眠っているようで安心したけど、、その側でよくわからない様子の小さな男の子がチョンッと座ってみんなに挨拶をしている姿が見えました。

同じお母さんとして彼女の無念さを想像すると涙がとまりませんでした。


ご主人にご挨拶をしたら

「マリエさんですか?◯は、いつもマリエさんの話しをしていてとても勇気をもらっていたようです。

それに家族意外に辛いとか痛いを言ってなかったのにマリエさんだけには弱音吐けてたみたいです」と言っていただき、もう言葉にならない思いが溢れてただただお礼しか言えませんでした。


あと1日入院が早ければ会えていたかもしれない。


わたしホスピスに入りたいんだと最後に言っていた彼女の気持ちを考えると、ご家族への愛の深さを思います。


彼女にそっくりな上のおねぇちゃんと、長いまつ毛のお目目がくりくりの息子くんになぜか触りたくなり息子くんの頭を撫でておねぇちゃんの肩を触って強く生きていこうねと声をかけました。


もし私が子どもたちを置いていくなら、強く逞しく幸せになって欲しいと声をかけたいからです。


ありがとう。

長い付き合いの友達ではなかったけど、色のない病院の長期入院の中で彼女の朗らかさに癒されたし、はげまされました。


一緒に病棟の中を歩いたり、治ったらこんなことしてこんな美味しいもの食べに行こうねと話してました。


ありがとう本当に。

すごく辛い一年だったからやっと痛みから解放されたね。

どうかやすらかに