2023/10/5
「癌の影に隠れないで」
https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12195698756.html
これは生前小林麻央さんが闘病中に主治医の先生から言われた言葉です。
私も癌になってからこの言葉を何度も何度も思い出します。そして術後のこの5ヶ月弱は特に私のそばに寄り添ってくれてる言葉です。
術後から今日に至るまで軽く10キロは痩せました。
もちろん術前にも痩せることは聞いていたし、先生からも「痩せても焦らずゆっくり戻していけばいいからね」と言われていて、たんまり蓄えがある私はしめしめくらい思っていました。
痩せて焦る?の本当の意味がわかっていませんでした。
当たり前のことなのに、、
運動しながら少しづつダイエットして綺麗に痩せることと、病気で短期間で痩せることは全然違う
その事に気づいていませんでした。
どんだけ単細胞なのだ、、。
お風呂に入るたびに体や傷をみて落ち込む(病気する前もかw)、顔の脂肪がなくなり骨が浮き彫りで女性らしさから遠のいてる気がして落ち込む、、
そんな気持ちからか、あれだけ子どもの保護者会や参観に行けない事が悲しかったのに、久しぶりに会う他の保護者さんたちに「痩せたよね、病気だよね」「かわいそう、、」と思われるんじゃないかと思うと怖くて出れなくなってしまっています。
まさに癌の影に隠れているんです。
自分のアメブロだから好きな事を書くけど
私が病気する前、小林麻央さん(女の子ができたら麻央ちゃんと名付けたいくらい好きなタレントさんだったし今も大好きです)や川島なお美さん、今井雅之さんなどなど、最期本当にガリガリになってしまった姿でも人前に出てきて(麻央ちゃんブログで)、もう見てられない!なんでこの状態で人前に出れるの!?と思っていました。もちろん頑張ってほしいと願いつつも、もう長くないんだろうな、可哀想、、と思っていたんです。
人に向けた刃は自分にかえってくる、、刃ではなかったけども、、
自分もそう思われる、、息子まで気の毒にという目で見られてしまう。。
癌の影に隠れないでの言葉が、毎日何度も何度も何度も何度も出てきます。
癌になって、改めて気づくこと、自分の弱さやアイデンティティ、生きる意味について考えさせられています。
最近の天気みたいに、癌になってからの自分を褒められて好きになる日もあれば、一歩も外に出れない日も
、なぁんにもやる気が出ない日も
あります。
でも私の人生、けーっして「渡る世間は鬼ばかり」ではなかった。出会った友人たちは家族のようにそばにいてくれてます。
癌の影に隠れてしまっている理由が、人がこわいからだとしたら矛盾してますね。
私は人が大好き。もちろん嫌な人もいるけど、
癌になったからこそ今を生きねばならないことはわかってます。
出口まであともう少し!
頑張れマリエ。
頑張れ一緒に戦ってるみなさん!
今日も一日穏やかな日でありますように。