今日は、ブログによく登場する困った君の長男Rと違い、あまり出番のない長女Lの事について書きます。


Lは、うちの子供たちの中では、長男の翌年に産まれた2番目さんです。

不器用だった私の小さい頃とは全く違い、勉強以外はガーン何事も器用にソツなくこなしてしまう事が出来る子です。但し、根気はありません。コツコツ物事を成し遂げるという事は、苦手そうです。

遊びも、家の中でおままごとやお人形とかではなく、外で身体を使って遊ぶのが大好きなアウトドア派です。ちなみに、これらの次女の特徴は、長男とは正反対です。

スカートは嫌いで、ジーンズが好き。 最近は、長男の洋服のお下がりを着たがります。

もちろん、髪を伸ばして可愛いヘアゴムでくくるなんて事は絶対にしません。

そして、二番目の子の宿命の所以か、かなりの負けず嫌いメラメラです。


さて、次女が去年学校から貰って来た賞状の中に、「多読賞」という物があります。

名前の通り、本を沢山読んだ子が貰える賞状なんですが、次女は、家では学校の音読の宿題と

旦那が朝登校前にさせている英語の本の音読以外には、本を読むという行為を行っておりません。

つまり、簡単に言うと、「本を読むのが嫌い」な子です。

そんな次女が「多読賞」なんぞ貰って来たので、まず主人が変だと言い出しました。

"Why ? She never reads the books.”全くその通りでございます。

もちろん、母も不思議はてなマークはてなマークはてなマークでなりませんでした。そこで、母は、娘に尋ねます。

「ちょっと、Lっ!! なんで多読賞なんっ?? あんた家では、本や全く読んでないのに、これって少読賞の間違いと違うんっ??あんた、一体どんな本を読んだんっ??」


Lの答えは、こうでした。

「薄うて、字の大きい本ばっかり選んで読んだんよ。」

なんでも、クラスの中に同じ本ばかり繰り返して読んでいる子(ほんの少し自閉症の気味があるとの事でしたので、同じ本を繰り返し読んだとしても、それはズルイ訳でも何でもありません。 ここで書きましたが、差別や偏見のつもりは全くありません。それでも、もし気を悪くされた方がいらしたら本当に申し訳ございません。)がいて、長女は、同じ本を読んでいるのに、冊数にカウントされるのが、ズルイと感じたみたいで、彼女の中の負けず嫌い精神を大いに発揮して、自分も負けない冊数読んでみたという経緯だったみたいです。


負けず嫌いも良いのですが、主人も私も本を読むのがかなり好きなので、何時の日か次女が自分から本を読みたいと思うようになって欲しいものです。