#パリマスターズ
錦織対アンダーソン戦。
4日前のウィーン500決勝のリベンジを錦織が果たしました。

昨日の準々決勝でイスナーとチョリッチが敗れたため、錦織はレースランク9位が確定、まずはオルタネート(控え)が確定しました。

あとは8位以内に入りストレートインできるかです。

#ロンドンファイナルズ出場条件は↓
優勝 : チリッチ、ティエムの結果に関わらず自力出場確定
準優勝 : ティエムが今日の準々決勝で敗れたら8位確定
準決勝敗退 : やはりティエムが今日の準々決勝で敗れたら8位確定
準々決勝敗退 : 9位確定。控え選手としてロンドン入りオファーが出ます。

#チリッチとティエムも錦織優勝の場合には、残り1枚のロンドン切符を争います。

##というわけで、ストレートイン最低条件は今日のフェデラー戦で勝つことです。

#実際は上海マスターズ3回戦中に転倒して膝を骨折、治療中のデルポトロがロンドン欠場濃厚と見られています。
ですから、錦織の繰り上がり8位の可能性が高い状況です。

その場合は10位のイスナーが控えに繰り上がります。

#さらに、ナダルも腹筋を肉離れ直前まで痛めてパリを欠場しており、ロンドン欠場の可能性があります。

その場合は11位のチョリッチが控えに繰り上がります。

また、今回は欠場ギリギリの故障者が多いため、2014年のファイナルズのように控えが2枠になるかもしれません。
その時は9位フェレールと10位イスナーがロンドン入りしていました。

イスナーもチョリッチも昨日までのパリで素晴らしい試合をしていました。
ロンドンに向けて待機しているといいな、と思います。



#パリマスターズ 3回戦

#Race to Londonも盛り上がってきました。


再び錦織対アンダーソン戦。


#ケビン・アンダーソン、長年に渡り苦しんできたのはメンタル。おそらく多くの人達が「このままトップ20近辺で終わるプレーヤーだ」と見てきたと感じます。


メンタルコーチを付けて、ここまで劇的かつ「てき面」に結果が出た選手も珍しいかも。


それまでは、生来の穏やかな気性に加えて大学テニスのプライドが拍車をかけて、今の錦織のように闘争心を持てに出せず「ここぞというポイント」で競り負けることを繰り返してきました。


昨年シーズン開始後から、突然1ポイント毎で「カモン」と繰り返し目ヂカラを強くする「ガッツ・ケビン(松岡修造さん造語)」に変貌。


解説などでお馴染みの坂本正秀さん(アメリカの大学テニス部主将出身)によると、アンダーソンのガッツポーズは大学テニスらしい動きなのだそうです。


#錦織は昨日のマナリノ戦後の記者会見で語りました。

「今年のパリはコートがめちゃめちゃ速い。前はグリッピー(ボールが一旦コートにつかまれて間が入る感覚)だったけど、今回は滑ってくる」


苦手なサーフェスだと告白した感じです。

錦織らしい素直な会見です。


それを踏まえると、ビッグサーバーのアンダーソンは圧倒的に有利。

ストロークも203cmの長身を生かしてフラット気味なので、相当ボールが滑ってくると思われます。


錦織は、とにかく自分のサービスゲームキープは絶対条件、いつもより更に1球も気が抜けないと思います。


ロンドン出場最低条件、つまり、他力も含めても、この大会のベスト4

優勝すれば自力出場が決まります。


今年後半にロンドン出場を目標に置いた錦織、叶うといいな、と思います。

錦織以外のシード勢が
軒並み敗退または欠場した
メス大会(ATP250)

250ポイント加算には絶好の
チャンスとなりました。

錦織の準決勝の相手は
バッシンガー(ドイツ)、世界ランク166位。
ここは決勝に向けてしっかり短い時間で
締めてくれると期待してしまいます。

錦織が勝ち進めば決勝の相手は
今WOWOWでライブ配信中の
シモン対アルボット の勝者。

シモンはガスケを地元対決で破り、
とても好調です。

昨日の錦織は丁寧に入りすぎて、ボールが
ラインよりかなり中に入ってしまい
苦戦した感じがありました。

今日は修正しているか楽しみです。

錦織戦の配信開始は22:30以降になりそうです。
波状攻撃 対 鉄壁防御の一戦。

「最後は3連覇を狙う
キャロライン・ウォズニアッキが
凌いで勝つだろう」

多分多くの人がそう思っていたのでは。

でも、立川のサーフェスは有明と違って遅く、
キャロはいまひとつ対応できなかったようです。

逆に、遅い分だけ時間ができたジョルジには
とても適したサーフェスに見えました。

6-2,2-6,6-3.
マッチタイム 2:01.

第1セット、
ジョルジがフルスイングで打ちまくり
キャロがついていけません。

第2セット、
第3ゲームまではもつれながらイーブン、
その後キャロがオンコートコーチング後
深いボールで返球、ジョルジのミスを誘い
取りきりました。
ファーストサーブの入りは2人とも
このセットだけでも70%.
とても引き締まって見応えがあります。

しかし 第3セット、
序盤はそのままキャロに流れがあったかに
見えました。
でも、中盤からジョルジは第1セットと同じく
ミスを恐れない波状攻撃。
フェイントを上手に入れてコースを隠し
コントロールショットも連発。
最後までわからない展開でしたが
波に乗ったジョルジは守りのキャロを凌ぐ
小気味良さで勝ちきりました。

第1シード敗退で、
大坂なおみの初制覇へのチャンスが
広がりました!