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夫→7ヶ月(2019年4月~10月末まで)



妻→1年5ヶ月(2019年1月~2020年7月復帰予定)



夫婦で育休を取得していました!




娘4歳&息子1歳



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自粛期間中にやったこと③企業コミュニティアカウントの代理運用


自粛期間に入り、この混沌の中で自分も社会に貢献できることはないか、を探していた。
具体的に言うと、自分が役にたてる可能性のある企業を探し、仕事の+αを請け負えないかと模索した。


そんなときに、一時預かり専門託児所『ママズスマイル』さんが応援託児チケットを販売するという新しい取り組みを知った。感染拡大防止により託児を人数制限せざるを得ない状況で、そのため前売りチケットとして販売することになったそうだ。


私はここまでの半年間『ママズスマイル』さんを時折利用していてお世話になっていたし、「託児に罪悪感はいらない」という理念に激しく共感していたので、『ママズスマイル』さんのことを応援したいという気持ちが大きかった。
ママに寄り添ったこんな貴重な場所は絶対になくなってほしくなかった。


幸い私は地域ママコミュニティを運営しているので、相性も良いと思い、こんな申し出をさせてもらった。

「ママズスマイル南流山店とナガレヤママムズのInstagramアカウントを立ち上げたい。期間限定のコラボとして。」


店長さんから2つ返事でぜひ!と回答をいただけた。むしろ、現状打破したいから何かしたいのに追いついてなくて嬉しいと感謝してくださった。そんなこんなで、1ヶ月間の期間限定インスタ運用をスタートさせた。


しかし、ここで課題がひとつあった。私は決してインスタの運用が得意なわけではない。プライベートアカウントは持っているけど、あくまでプライベートで増やそうとは思っていないので、人数も300人ちょっと。
普通に運用しても絶対に上手くいくことはないとわかっていた。


それでも勝算はあった。
インスタのフォロワーを増やすのでなく、『ママズスマイル』のファンを増やそうと思っていた。
ただの発信型にするのではなく、相互コミュニケーション型にしてコミュニティとして運用することでならいけると思った。
休業している支援センターの代わりになるような場所にすればいいと。


しかし現実はそう上手くはいかなかった。やはりインスタ×コミュニティはそんなに相性が良くない。家庭保育中につき頻繁にアップする時間的余裕もなかったので、コンテンツも多くない。
多少のファンは増えたし、スタッフさんの士気もわずかながら上がったと思うけどこれで十分ではないと思った。


そこで次の施策を行った。

それはこのアカウントを応援する応援団を作ってしまうということ。
ちょうど運営している地域ママコミュニティ『ナガレヤママムズ』の中で「マーケティング部」という新しい取り組みを始めるところであった。

「マーケティング部」は、ママたちが自分自身の学びのために、ナガレヤママムズを盛り上げる取り組みをマーケティング目線で考えるという目的を持ったFacebook上のコミュニティである。
毎週1問、ナガレヤママムズが抱える課題などを演習問題として出して、ママたちが自分自身の答えを回答していくという企画である。募集してすぐに35人のメンバーが集まった。


その最初の第一問として、まさに『コラボインスタがどうやったら盛り上がるか』について問題として出したところ、本当にたくさんの意見をもらえた。
ビジュアル面、ハッシュタグ、文章、コンテンツの企画など様々なアイディアがでてきたので、全部を実現するのは難しいけれども、できるだけ多くのアイディアを実現したいと思った。そして実際に数日中に10個以上のアイディアを実現させた。


大変だったけどそれでもやったのは、もちろんコラボインスタを盛り上げるためでもあるけど、何より案を出してくれたメンバーに自分の案が取り入れられることを楽しんでもらい、『ママズスマイル』の応援団になってもらいたかったので。


そしてその後もコンテンツ企画の中身やインスタに使う写真などをメンバーに助けてもらいながら投稿した。宣伝文句やビジュアルもメンバーが作ってくれた。本当にみんなでコラボインスタを通して『ママズスマイル』さんを応援していった。


その後コラボインスタのフォロワーも増えていったけど、託児応援チケットをまさに一番買ってくれたのはマーケティング部のメンバーたちであった。


その後もリピートしてくれているメンバーもいたり、インスタのフォロワーを増やすのでなく本来目的にしていた『ママズスマイル』のファンを作るという部分が達成できたかなと思えた。


人を巻き込みながらファン作りをしていくことが改めて面白いなと思える出来事だった。