〜産後1日目〜
8時すぎ起床。
9時すぎ朝食。
朝食が終わると、スタッフが来て息子と私の体温測定。
息子のおしっことうんちの回数チェック。
しばらくして息子は沐浴へ。
11時すぎ小児科医が来て息子の診察。
息子異常なく経過良好。
私は、退院できるのであれば早く退院したいと思っていた。
息子の経過に問題なければ今日退院したいと小児科医に伝えたけど、生後48時間は赤ちゃんの経過を見る必要があるとのこと。
海外では24時間でOKのところもあるけど、この病院は48時間。
結局、2泊3日の入院となった。
その後は産婦人科医の回診。経過良好。
マリナは、今日やっと退院だと喜んでいた。
出産2日前からの入院で5日程入院しているとの事。
マリナと話をする中で、私が上手に授乳(母乳)できていることをとても羨ましいと言ってきた。初産のマリナ。授乳がうまくできていないことを悩んで、昨日泣いていたのかもしれないと思った。マリナは、母乳を与えたいけど、うまくいかないからミルクを与えていると。
授乳に悩んでいるマリナに、スタッフが授乳指導している様子は無かった。
どうやら入院前に授乳指導や沐浴指導があるらしい。
私も初産のときは授乳がうまくいかず、何度も助産師にコツを教えてもらっていたから、今回は問題なく余裕を持って授乳できた。
ここのスタッフは授乳の様子を見にきたりすることは一切なかった。
私は出産経験があったからこそ、出産前後の流れがある程度分かっていて、どう対応していいかもわかるけど、これがもし初産だったら、と考えると不安で不安でしかたなかったと思う。
12時すぎマリナが退院していった。
マリナとレソスには本当にお世話になったからとても寂しく感じた。
退院後のベッドはそのままにしてあるし今日は一人でゆっくり過ごせるのかなと思っていたら、16時すぎスタッフが片付けを始めた。
その後しばらくして、車椅子に乗った女性が、激しく泣き唸りながら付き添いの女性と旦那さんと一緒にやってきた。どうやら、陣痛が酷い様子。
嘔吐もしていて、辛そう・・・この状況が今夜続くのかなと心配していたら、19時過ぎベッドのまま部屋を出ていった。分娩室に行った様子。
しばらく息子と2人の静かな時間を過ごすことができた。
夜中2時過ぎ、部屋の電気がついた。
旦那さんと一緒に隣の女性が戻ってきた。
赤ちゃんの泣き声が聞こえる。無事に出産を終えたようだ。
それにしても、スタッフの配慮のなさに驚いた。
電気は明々とつけられるし、何よりスタッフの説明する声が大きい。
1時すぎにようやく眠りにつくことができた私には、とても迷惑だった。
結局、この日もあまり寝れず・・・
〜産後2日目〜
朝、息子と私の体温測定。
小児科医、産婦人科医の診察。
すべて問題なく経過し、退院が決定した。
息子のへその緒はクリップがついたまま。
日本では、消毒薬と乾燥させるためのパウダーをもらったが、ここでは消毒薬は使わず、石鹸できれいに洗うだけで大丈夫との事。
私には、痛かったらパラセタモール飲んでいいよと言われけど、退院処方はしてもらえなかった。
11時頃に回診が終わり、早くて1時間後、遅くても14時までにはサマリーができるから待っててと言われ、結局息子と私のサマリーを受け取ることができたのは14時、ようやく退院することができた。
無痛分娩はさすがにいくらか支払う必要あるのかなと思ったけど、請求されることなくすべて無料だった。
日本での入院との違い
旦那さんは一日中付き添い、寝泊まりする
入院期間が短い
入院中の沐浴や授乳指導は無い
退院処方はなく、自分で薬局で購入する必要がある
入院中の経過、退院後のケアなどが記載されたサマリーがある
入院費用、無痛分娩費用や食事代すべて無料