球音春来!

鎌ヶ谷より多摩川。今日は行ってきました。

元日本ハムファイターズのグランドなのです。

満利江のスイーツな話!

今年3月31日でこのグランドは国に返されます。

このグランドをずっとおもりをしてきた

グランドキーパーの天野禎(あまのてい)さん。



実は天野さんは東映の社員でした。

そう、映画人だったのです。

昭和29年に。

会社からプロ野球東映フライヤーズの現場に

行けと本社から指令され、しぶしぶ駒沢球場に・・・

それがなんと

「不思議なものだね、野球をしらない僕が

85歳の50年もの間、野球でたべているんだもの。

そして、ああ、多摩川50年だよ」


この多摩川グランドは昭和36年、水原茂監督体制になっ

時、プロ野球のグランドとして水原監督が川崎市中原区の

今の敷地を使うようにみつけたのだった。

元巨人の水原監督。この近くに巨人の寮があったので

ちのりがあったらしかった。それゆえか・・・。

それからというもの、2軍の試合、そして1軍の調整も

鎌ヶ谷グランドが出来るまで使われた。

鎌ヶ谷の敷地を見つけるのに尽力をかたむけたのも

天野さんなのだ。そしてグランドと寮が鎌ヶ谷に移転。

その後、高校がグランドを使くことになり、そのグランド

のお世話も天野さんがずっとしてきたのだ。

だから約15年このグランドがいきのびたのだった。



満利江のスイーツな話!

今日は中京テレビの取材があり

私はお手伝いにいったのでした。


「私も不思議です。野球が出来ないのに野球の記事

書いています。野球をここで見ていたのが無駄でなか

ったんです。ここから始まっているんです。選手をただ

みているようなヨコシマな気持ちから瓢箪から独楽です」



満利江のスイーツな話!

そして、東映フライヤーズの選手から日本ハムの選手

の御用達で、お世話になった「満福飯店」

今も元選手だった人たちが、顔をだすという。


「僕は油ものがだめだったんだけど、この店で食べたら

中華は美味しいなとおもって、食べられるようになったんだ」

と天野さんの談。


今日も「いつもの物」と言って、野菜炒めの定食を食べた

天野さん。ここの息子さんは活躍中の俳優なのだ。

「中原裕也」くんといってかなりのハンサム。

3月19日から上映の「ホームカミング」(飯島敏宏監督)

高田純次主演、林隆三、高橋惠子など。に主要な約で出演。

・(・・わ・・・座長みつけた!!)


さてさて、取材も無事すんだ。

番組についてはまたおって。


私も天野さんとは35年くらい親しくして頂いている。

光栄の極み。

不思議とつながる野球の縁。

ルーツがここにあるのだと思う。

多摩川グランドがなくなるのは寂しい。


悲しすぎる。