取材のためといいながらビデオやDVDを暇をみては

見ている。

中井貴一主演の市川崑監督の作品。

巨匠の映画作りのこだわり、音楽の大事さを感じる。

この作品、1985年の作。

とにかく竪琴の演奏と歌が多い。

かかわった「エクレールお菓子放浪記」もやたら音楽が

多いとおもったが、そんな問題じゃない。

ただ、不思議とそこにかかわった助監督が

監督となった時に、そうした色々な影響を強くうけるん

だな?とおもったのもたしか。

やはり人間そうだけれど、多少なりとも育ってきた環境で

仕事してきた環境で自分の描きたいものの

影響を受けているのは確かだ。


市川崑監督といえば、テレビでは「木枯らし紋次郎」を

思いだす。大ヒットした作品。この作品も作っているときは

波乱づくめ。時代劇として暗い、地味だとか言われ、主役を

演じた中村敦夫さんは第一回放映まで、暗い気持ちだった

とか・・・。ご本人から聞いた話だ。

でも、一夜にしてスターになった。すごい反響だったのだ。

あの巨匠市川監督でも映画が斜陽なとき、

テレビで稼ぎ、そして映画作りをした。

大映テレビでは増村監督、降旗監督が山口百恵の

赤いシリーズをつくった。今見直すと驚くほどの

映画監督が監督や脚本に力を注いでいた。

・・・ヒットするはずだ。


映画とは・・・ヒットするまでなんて遠い道のりなんだろう。

それより上映するまでも大変。

願わくば

野球でいえばノーヒットノーラン試合。日本一

本でいえばベストセラー

映画ではアカデミー賞○○賞受賞。そんな作品に遭遇

できるといいなあ。

周りがそうしたことに遭遇しているので、

・・・・それには超越した努力が必要なんだろうな。

欲がないとだめだし、でもありすぎてもだめ。

・・・頑張れ!!