みなさんこんにちは
MARIE POWER FITNESS代表の比留間マリエです
今日は「身体が動く仕組みと筋肉を鍛えるということ」という、今更ながら超本質的なことについてお話します
基本的に骨同士は関節でつながっていて、その近くにある筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節が動き身体の動作になります。
つまり筋肉の伸び縮みによって身体は動くわけです。
これは姿勢にも直結しています。
上半身の前側の筋肉が後ろ側の筋肉よりも強くなってしまうと猫背気味になり、
後ろ側が前側より強くなれば胸を張り気味になります。
なので猫背気味の方は背中の筋肉を鍛えれば背中の筋肉が引っぱるチカラが強くなるので胸を張っている方が楽になります。
脱力してても姿勢が良い人の秘密はこれです
話を戻します。
筋トレは身体を動かすので(アイソメトリックの話はまた後日)狙った筋肉の伸び縮みに負荷をかける、ということです。
座った状態での膝の曲げ伸ばしは太ももの前と後ろの筋肉の伸び縮み。
だからその他の関節を動かさないと膝の曲げ伸ばしができないなら、それは他の筋肉に負荷が逃げてることになります。
これが反動や代償動作と呼ばれる、
いわゆるチーティング(ズル)になります。
しかしスポーツの場面においてはチーティングが上手な方が有利な場面が多くあります
あえてチーティングを入れたり、
肩を鍛えるショルダープレスを
脚を使ってチーティングするとプッシュプレスと種目が変わったりします。
私が筋トレは目的をハッキリさせて!と言うのはこんな事があるからです
筋肉を大きく育てるのであれば狙った筋肉からなるべく負荷を逃さないほうがケガのリスクが低いまま育てられます。
なので重りが上がればOK!とかではなく、
大切なのは負荷がかかった状態でどれだけ筋肉を伸び縮みさせられるかです。
いつも鏡を見てトレーニングされてる方は
一度鏡を見ずに狙った筋肉の伸び縮みを意識してやってみてください。
これが筋肉との会話です