みなさんこんにちは、IELTS専門英語コーチのまりえです!
今日は、リーディングについてお話していきたいと思います。
IELTSに限らず、TOEFL、TOEIC、英検など、
日本で受ける英語資格試験のほとんどに
リーディングが入っているかと思います。
日本人は一般的に「リーディングが得意」
と言われていますが、
なかなかリーディングのスコアが上がらず
苦しんでいる人もいるのではないでしょうか?
これまでリーディングでつまづいている人を
みていて気づいた、”つまづきポイント”を4点あげて、
今日から4日間にわたって1つずつ説明していきたいと思います
リーディングに必要な4つの力
まず、IELTSなどの試験において、リーディングの点数が
なかなか上がらない方は、下記に当てはまる場合が多いです
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単語力が不足している
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英文を意味のかたまりで理解できていない
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背景知識が浅い
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読解力が不足している
今回は、上記のうち1. について詳しくみていきたいと思います
1. 単語力が不足している
まず、認識できる単語を増やすことが、
リーディング攻略の第一歩です。
例えば、量子力学について説明した
下記の2つの文章をみてみてください
<小学生向け>
量子力学は、物のすごく小さい部分、
原子よりも小さい部分の世界のルールを教えてくれる学問だよ。
この小さい世界では、物事は普通の大きな世界とは違って不思議なことがたくさん起こるんだ。
例えば、一つのものが同時に二つの場所にあるように見えたりするよ。
だから、科学者たちはこの不思議なルールを学ぶことで、新しい技術や知識を発見しているんだよ。
<専門家向け>
量子力学は、微視的なスケールでの物理現象を記述するための理論体系である。
波動関数を用いて、粒子の状態や振る舞いを数学的に表現し、ボルンの確率解釈により物理的意味を与える。
この理論は、スーパーポジション、エンタングルメントなどの非直感的な現象を予測する。
現代の技術、特に半導体技術や量子コンピューティングにおいて、その原理は不可欠である。
いかがでしょうか。
2つの文章は、どちらも量子力学を説明しているのですが、
簡単な言葉で説明した場合と、専門家向けの言葉で説明した場合の、
どちらが理解しやすかったでしょうか?
ここで、後者がすっと頭に入ってこない要因の一つとして、
量子力学の専門用語を認識できていないことがあげられます。
これは、背景知識が浅いという点にも繋がっているのですが、
そもそも「波動関数とは何だ?」「スーパーポジションとは何だ?」
という単語レベルでつまづいてしまうと、
「日本語だから読めるけどよくわからない」ということになります。
外国語として勉強する英語であれば、尚更そうです。
IELTSは約30,000語の単語から出題されているため、全てを覚えるのは非現実的です。
そのため、まずは理解できる単語を増やすということが必要です。
そして、IELTSリーディング攻略のためには、IELTS専用の単語帳を使うのが効率的です!
なぜなら、よく出る単語をすでにまとめてくれているからです。
おすすめの単語帳
Beginner、Intermediateにおすすめ!!
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いかがでしたでしょうか?
リーディング力を上げる第一歩として、単語力をあげていきましょう!
次回は、2. 英文を意味のかたまりで理解できていないについて解説します。お楽しみに!