ブログ対訳「What is beauty to you?」 | マリエ・ディグビー Marie Digby オフィシャルブログ「MARIE DIGBY」Powered by Ameba

ブログ対訳「What is beauty to you?」

先日お伝えしました、マリエの新たなブログ
「The little lady in the music box」

またまた記事の対訳ですっキラキラ
ちょっと長文ですが、
お時間あるときにどうぞー


今回のテーマは、

「What is beauty to you?」=あなたにとって美しさって?


本文はこちら。
マリエ・ディグビー 海外ブログ
The little lady in the music box
2010.6.16記事「What is beauty to you?」(英文)



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あなたにとって美しさって?

前にもこの話をした事があるんだけど、もう一度するわ。
私の母はとても賢い女性で、
私がプロのミュージシャンになると決めた時、
どんな事がその先に待つか予期していたの。
17才のころ、自分が一番好きな事は音楽で、
将来のキャリアとして追求する事を決めたとママに告げたの。
いつものようにママは私を受入れてくれたけど、
心から応援するためには1つ条件があると言われたわ。

美人コンテストにエントリーしなければいけない、
と言われたの。…
そう、美人コンテスト!
とても屈辱に感じたわ。

だって昔の私と言えば…10代の大半は学校のブサイクな子だった。
ルックスの事で、ほぼ毎日からかわれたの。
「可愛くない子」
「ダンスに誘われない子」
である事にすっかり慣れていた。
でもね、そんな年月のおかげでとても大切なものが育ったの。
偉大なものになりたい、という燃えるような熱い想い。
なにか凄い事をする、
この短い人生で世界に残したもので評価されたい、
せめて一人の人を幸せにしたい…。
これらを、見た目の美を使って成し遂げるのでなく、
ポジティブさや光から発せられた物を作ることによってすること。
今日まで、それが原動力であり続けてる。
私の音楽や作曲の究極のゴールよ。

でも16か17の頃、何かが起こったの。
悩める思春期を徐々に脱し、
「キレイだね」って言われるようになった。
まるである日目覚めたら、
やっと鼻が正しい位置に落ち着いて、
仏陀のようなまつ毛じゃなくなり、
肌は明るくなり…
つまり成長していったの。
褒められる事に全く慣れなかったし、
言われて一瞬は良い気分なんだけど、
言葉が右から左へ通り抜けてしまう。
なぜかって?
キレイと言われる事に慣れてないし、
たぶん一生慣れないから。
もちろん人間だから魅力的でありたいとは思うけど、
私にとって本当の美しさとは(ちょっとお決まりの文句よ)
肌の下にあるものすべて。
スピリット、
人の接し方、
愛の大きさ、
思いやり、
強さ、
やさしさ、
謙虚さ…。
私はそういう事を広げていきたい。

さ、ママとコンテストの話に戻るわ。
一体なぜ私と全く相容れない
美人コンテストなんてものに出場しなければならないか聞いたわ。
ママは、
もし私がミュージシャンになって世間の前に立ちたいなら、
見た目だけで判断されても耐えうる強さがある事を
証明しなければならないと言ったわ。
目の前にいる何千という人々が私のルックスを評価し、
他の何百人の女の子たちと比べていると分かってても、
立っていられるか。
もしそれを乗り越えられたなら、
同じ事をもっと大きなレベルで乗り越えられるって証明できる。
もし音楽が私の進むべき道なら…。
ママは、社会は見た目で判断するから、
それを受入れ乗越えられるようになりなさい、
と言ったわ。
そう、ママはとても賢い女性なの:)

コンテストの結果を手短にいうと、
500-600人のなか私はトップ20に残った。
白人じゃないのは、私だけ…。
黒髪、
くすんだ肌色、
濃いオリーブ色のドレスは、
キラキラ/ピカピカ/オレンジ色に焼けた肌の
女の子たちとすごいコントラストだったわ…(笑)
でも、その日一番嬉しかったのはボーカル賞をもらったことだった:)

まだミュージシャンとしてのキャリアは始まったばかりだけど、
すでに辛辣な言葉を言われたり、
ジロジロ見られたりする事は結構経験した。
ルックスだけ判断されて言われる事も沢山ある。
ただこれはハイスクールじゃないから、
その言葉は本当に凶暴で傷付くものもあるわ。
すごい憎悪にビックリする事もある。
私は繊細だし時々傷付くのも認めるけど、
だいぶ顔の皮も厚くなった
(Youtubeで私のビデオに辿り着いた
 オカシイ人々のおかげね(笑))。
わざわざパソコンの前に座って、
想像を絶するくらい嫌なことを書くなんて
一体どういう事なんだろう…!?
でも、そういう人達は決して幸せとは言えないから、
悲しくも思うわ。

ともあれ、時を早送りして…今は27才!
今まで年を取る事を嫌だと思った事はないの。
明日の朝起きたら、
日焼け・笑いすぎ・睡眠不足が
肌に表れているかもしれない…。
そうだとしても、
自分で気付くより先に他人が先に気付くと思うわ。
なぜって?だって、幸せだから。
音楽が好きで、生きる事が楽しいし、愛する人々がいるから。
だからと言って、キレイなドレス、完ぺきなチーク、
ステキなヘアスタイルを諦めた訳じゃないわよ!;)

あなたにとって美しさって?

love,
Marié


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マリエ・クリスティーナ・ディグビー 海外ブログ
『The little lady in the music box』

※もちろん英文でのブログ

URL: http://mariechristinadigby.tumblr.com/


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