この前のゴールデンウィーク、
恵比寿の東京都写真美術館へいってきた。
見てきた展示は「ロバート・キャパ 戦争」
ロバート・キャパという名前、
聞いたことある??くらいの感じだったけど、
戦場カメラマンとして世界的に知られていて、
スペイン内戦や第二次世界大戦など、
数々の戦争の最前線で写真を撮り続けた人。
有名な写真も多くあり、たとえば
スペイン内戦で共和国軍の兵士が銃弾に倒れる
その瞬間を捉えた写真。
ものすごい瞬間を捉えてる。
そして、そう言った前線の写真と同じくらい
強く印象に残ったのは「戦争中の日常」を
写した写真たち。
当たり前だけど、戦争の真っ只中でも
人々は日常を送っているんですよね。
瓦礫の間で遊ぶ子どもたち。
大きな空襲の直後に洗濯物を干す女性。
編み物をしているひと。
人間、どんな状況でも日常を紡いで
生きていくんだよなあって
ちょっと胸がギュッとなる。
キャパの人生そのものも、結構衝撃的だった。
カメラマンとしてのキャリアは20数年くらい。
でも展示を観ていると、ほとんど途切れなく
戦場に出続けていたことがわかる。
スペイン内戦、日中戦争、
第二次世界大戦のヨーロッパ、
中東戦争、インドシナ戦争まで……
展示は戦争ごとに章立てされていて、
解説文に何年〜何年って書いてあるのを読むと
「え、もう次の戦場に?」って思うくらい
間を空けずに撮影に赴いていたことに驚く。
そして、もう一つ印象的だったのは、
毎回本当に戦争の最前線で撮影していること。
特に驚いたのは、ノルマンディー上陸作戦の写真。
兵士たちと一緒に海から上陸し、
銃弾が飛び交う中で撮影しているのがよくわかる。
写真美術館の外壁にいくつか引き延ばされた大きい写真が展示されてた
ノルマンディー上陸作戦といえばあの有名な。
ナチスに占領されていたフランスを取り返すため、
ノルマンディー海岸から一斉に上陸する。
個人的には映画の「プライベートライアン」なイメージ
本人の日記の文章などもあって、
ものすごい最前線で、いつ死んでもおかしくない
環境にいたことがよく分かる。
戦場カメラマンってそんなものなの??
かも知れないけど、やっぱり想像すると
ちょっと考えられない。。
ジャーナリズムってことなのかな。。
そして、そんな彼の人生の最後は、
インドシナ(現在のベトナム)での取材中に
地雷を踏んで亡くなるという。
40歳、まだまだ若いけど、
とてつもなく濃密な人生。
正直、写真展ってこれまで何回かしか
行ったことがなかったんだけど、
今回の展示を見て、やはり写真は
視覚から直接心に突き刺さってくる感じ。
リアルな1シーンだからこそ、ガツンと来た。
ロバート・キャパ展は、実はこの5月11日で
終了してしまうのですが、
自分の中に強く残ったので記録として
残しておこうと思い。
今後、彼に関する本なんかも
読んでみたいなと思っています。
そして、また気になる展示があったら、
写真美術館に足を運んでみたい。


