ゆめ。インフルエンザになった。治っても体力の戻りの遅いこと。今年は金輪際、体調不良はごめん願いたい。元気にハツラツと過ごしたい。高熱でうなされながら戦争の夢をみた。家族で戦闘機から逃げていた。戦争のない時代に生きていたことが、なんて幸せなことだったか逃げながら一瞬考えた。小さい我が子も抱けずに、自分が逃げることだけで精一杯で。目が覚めても心臓が痛くて。まるで心臓をピューラーで薄く削られているような痛さだった。