検診 術後2週間ーー長文ーー | アラフォー 高齢初マタとチワワ生活

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40目前にして初マタとなりました。
母が他界している&夫の地元に越しているため、土地勘や知り合いがいない中での出産に不安ばかりです。

ワンオペ確定な中、チワワだけが癒しです。

サボり気味ですがゆるくやっていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

7/25  本来だったら抜糸の日ですが、抜糸は23日に完了しているので検査に行ってまいりました。

抜糸だけの日だと思っていたから、何で検査なんだろ?何かマリブにあったのかな?って不安でしたが、最初から抜糸のタイミングで血液検査する予定だったそうです…

血液検査は

術後正常範囲内だった肝臓の数値が、なぜか5日後に跳ね上がっていて、今回の検査でも異常値を叩き出しているのですが、それでも前回数値より激減しているから様子見で大丈夫でしょう。というお話でした。

先日、おもちゃを持っているマリブの写真をUPしましたが、1ヶ月検診が無事完了するまで興奮防止の為全て隠して下さいと言われました。

先に言ってーーー

チロルは元からおもちゃ興味ない子だけど、おもちゃ命!のあずきちゃんもおもちゃを取り上げられショボンとしてます

あと水のガブ飲みは今後もずっとNG。

腱索代わりのゴアテックス糸で補強したし、心臓自体大きく膨らまないよう縫い縮めてあるけれど、病として治癒した訳ではなく、悪化防止の策を施したのが今回の手技なので、心臓負担になるガブ飲みはダメなんですよ。ってH先生。

そっか。そうだよね。心臓が治ったんじゃないもんね。
例えがイマイチですが、
新しい靴を買ったのではなく
ヒール補修をして傷を目立たなくさせたような、ことだもんね。

新品心臓な訳じゃないから、年齢なりのケアはしていかなきゃなんだなって、改めて意識をしました。

つい、なんの問題もない心臓を手に入れるための手術!って意識に傾きがちだったから。

術前術後の超音波画像です
右:術前    左:術後


角度は下から上に血流が流れてる角度です。
右は上に流れたあと下に戻っているの分かりますでしょうか?
私は最初カラフル=逆流と思っていたのですが、そうではないようで


こっちは反対に、上から下に血流が流れてるものになります。
同じく右が術前、左が術後

両方カラフルですけど、よく見ると右は上から下に吐き出されたカラフルな色達(血流)が、グルんと回ってまた上に戻ってるように見えます。

一方、左は上から下に一方向に吐き出されてる。これが正常。
よーくよーく見ると左もすこーし小さな逆流が一瞬あるんですけど、
つまりこれが新品の弁じゃなくて補強された弁だから、完全に治ったということではない。ということなんですよね。

但し、この程度であれば苦しくないし、悪化防止出来るし、突然の肺水腫や心不全に冒されることがないっていうこと。

それでも十分ありがたいです。マリブが苦しくないことが重要ですから。

今日は同じ日の午後に手術をしたウィル君とお会い出来ました。
マリブの手術が終わって、上地先生に呼ばれた時、ちょうど毛を刈るのに入ってきた子。
毛吹きがよくて眉毛とお目目がクリっとした可愛い子で女の子かと思ってました。

次にマリブ覚醒で酸素室に通された時には、まさに心臓縫い縮めの最中でモニタにウィル君の心臓が映し出されてた。

夜もう一回お見舞いに行った時には、マリブもウィル君も沢山の管に繋がれてグッタリ状態だったのを覚えている。

でも術後の経過が良かったみたいで金曜に退院して行った。いいなーって思った。
そのウィル君が居た。

もう元気で、毛の生え方もマリブより全然早いの!マリブ恥ずかしいwww
懐っこい子でお尻フリフリ、チューってしに来てくれました。

ママさんとお話したら10歳とのこと。やはり9~12歳あたりが多い病なんだな。

シニアはシニアだけど、ここでこうやってお会い出来たってことは良い結果に繋がったってことだし、

この手術を知ることが出来た
受けることが出来た
今、チワ子が元気になれた

この全てに感謝します。

今年始め…
突然チロルが髄膜炎を発症し、その影響で角膜損傷をして、眼球の中身が溢れ出し、あと一膜破けたら失明・眼球摘出の危機に晒された時は、
自分で調べて調べて眼科スペシャリストの先生を訪ね助けて頂くことが出来ました。

視力は諦めてと言われたのに、視力も残っています

マリブはご存知の通りです。

ホームドクターは、1人で犬も猫もうさぎもフェレットも、それこそエキゾチックアニマルまで診る場合があります。

臓器の位置も体質も種別で異なりますよね。
その全てに正しい診察、完璧な治療は施せなくても仕方ないと思う。
ただ、それでもいいから私達に情報提供する知識だけはもって欲しい。

高額ですよ??と、値段でフィルターかけないで欲しい。

今回の手術は最初の検査から今後の検診まで含めると200万を超えてきます。
でも、内科的治療始める時なんて言われた?

心臓は治らないから、進行を抑える内科的治療で付き合っていくことになります。

って言われた。

そこから2年半後にマリブは手術に至ったけれど、もし、保険に入っていなくても最初の時に

「内科的治療で抑えが効かなくなった場合には手術もあります。ただ、高額なので希望される場合は備えた方がいいかもしれないです」

位まで言われていたら、リスク踏まえて決断するのは家族の責任だけど、少なくともそこで貯金していけるかもしれないんだよね。

いきなり手術130万税別+αって言われたら諦めてしまう人だって絶対いるけど、備えられることで受けられる子が増える可能性はゼロじゃない。

ネットで調べまくった人が受けられる手術じゃなくて、ちゃんと心配して動物病院を
訪れた時点で知る権利を得られたらって切に願います。