1週間ほど前から主人の実家のあるロドス島に来ています。

古代ギリシャの建造物があったかと思えば、イタリアやトルコの支配にあった歴史から、イタリア人たちの建てたお城、美しい旧市街あり、そしてモスクだったであろう丸いドーム屋根の建物があったりと、建物だけでも見どころがたくさん。

旧市街の中心部。これはイタリア式の建築。そして雲一つないロドスの空。


その手前には丸いドーム。


旧市街の中にところどころ見えるモスクだったであろう建物。


新市街の中心部の景色は、イスラムの国に迷い込んだよう。コーランでも聞こえてきそう。というのは隣国トルコと不仲のギリシャでは大きな声で言わない方がいい。


そして地中海性気候に恵まれ、1年のうち300日は快晴と言われ、海も美しい。となると、当然のように北ヨーロッパの人たちが太陽や海を求めてやってくる。先日まで住んでいたスペインのマヨルカ島ではドイツ語がよく聞こえていたけれど、ここはドイツ語よりもスウェーデン語やフィンランド語がよく聞こえます。


そして、食べ物が美味しい爆笑 新鮮な野菜や魚介類を食べて、元気になれる!やはり日本人、イカ、タコ、エビは嬉しいよねタコ


野菜も甘くて美味しいニコニコ


と、写真だけ見るとなんだか素敵なバカンスですが。

やはりここは主人のふるさと。昨年亡くなった義母のお墓参りに行ったり。

ギリシャのお墓はみんな大理石でできていて、真っ白で明るくて!全くおどろおどろしくないのです。


墓地の入り口にあるお供え物を販売しているお店。造花でできたリースは色とりどりで明るいのには驚きました!結婚式用ではないかと見紛う花も。私はやはり日本人、生花の菊を買ったよ。


滞在している義母の生家は250年も前に建てられた家。老築化が進んでいるので、改装のため、毎日のように業者の方が働きに来たり。

なんだせわしない。

昨日は義母の親友だったリタと旧市街で待ち合わせ。薬局で待っているというのでおかしいと思ったら、頭から血を流していて、薬剤師さんに応急手当てをしてもらっているではないのガーン私たちを待っている間に観光客とぶつかって、リタ転倒、頭を切ってしまったらしい。ようやく来た救急車に乗って病院へ救急車  同伴者1人だけ同乗できるというので、主人が乗り込み、2歳児小熊と炎天下の旧市街に残された私…。


ギリシャの救急車は黄色。まさかこんなところで救急車を間近に見ることになるとは。


ロドスに来るのは、これで4回か5回目。毎度足しげく通っていた旧市街だけれど、今回2歳児と歩いて初めて気づいたのは、おもちゃ屋さんが多いこと。フィンランドにはおもちゃ屋さんが少なく、めったに目にしない小熊には宝物の山に見えるのだろう。おもちゃ屋さんの前を通るたびに、あれがほしい、これがほしいと大騒ぎ。なだめすかすのもなかなか体力がいるのです。

あぁ、リタは大丈夫だろうか。と思いながら、子どもをなだめられない私自身も全然大丈夫じゃない。「ねこちゃんのぼうし、ほしいの!」「アイス食べるの!」のリクエストに応えることで少し落ち着かせ。アイス、なんと1ユーロ。フィンランドで4ユーロも払っているのがバカバカしい。


私はギリシャのストリートフード、スブラキとビールを堪能。スブラキは炭火で串焼きにしたお肉(豚肉が美味)、フライドポテト、トマト、チャジキ(ネギ、きゅうりの入ったヨーグルトソース)、紫玉ねぎをピタパンで巻いたもの。たいてい2ユーロちょっとで食べられ、飲んだ後やクラブで遊んだ後に食べる、日本人にとってのラーメン的存在に近いらしい。これが美味しくて、ギリシャに来るたび3日に一度は食べてる。ギリシャのMythos(ミソス)ビールも美味しいよ生ビール


子どもにとっては自分のルーツを持つ国にいることは大切だろうと思って、ロドスに行きたいと言ったのは私だったのだけれど。


なんだかバタバタ宇宙人くん

残りの滞在、楽しもう。