一時帰国で東京の実家に着いた翌日に、義母危篤の知らせがあり、急遽ギリシャに戻って行った主人。羽田空港でドバイ経由アテネ行きの飛行機を待っている間に、義母が亡くなりました。日本に着いた直後で、息子はまだ小さくてすぐにまた長時間飛行機での移動はかわいそう。うちの両親ともしょっちゅう会えるわけではないため、私と息子はアテネに行かずに東京に残ることにしました。残念ながら私はギリシャ語もできないし、行っても何の手伝いもできなさそう、ということもあり。


仏教では49日の法要があるように、ギリシャ正教では40日の儀式があるそうで、主人はそれまでギリシャにいることにし(ラップトップも持って行ってないようだけど、仕事はこんなに休めるのかなぁ…)、私もその儀式には息子と参加することにし、義母の出身地であるギリシャのロドス島への航空券を手配。

一時帰国からマヨルカ島に戻って、日本から持ち帰った食材などをスーツケースから出して、ギリシャ行きの荷造りを始めようとしたのですが、待ったの声が。声の主は、私たちの航空券の手配をしてくれた主人ガーン「また夢を見たんだ…ロドス島には来ない方がいいかもしれない。」と。

実は主人は予知夢を見る人。妊娠中、子供の性別がわからない時期から、「男の子でね、髪の毛の色がすごく明るいよ。」と何度も言い、女の子がほしいと密かに思っていた私をちょっぴりガッガリさせたり。でも本当に髪の毛の色の薄い男の子が生まれました赤ちゃん


という夢ならいいのですが、人が亡くなる時も1週間から2週間前に夢を見るのですおばけ もう5、6人の夢を見て、すべて正夢になってしまっている…そして今回の夢は、ロドス島で息子が自分の腕の中で息絶えたという夢だそうガーン こわいよー!

「ギリシャ来てもらいたいのは山々なんだけど、自分の予知夢は結構あたるからこわいんだ。どう思う?ロドス島に来なければ大丈夫だと思うんだけど…」と主人。

予知夢を見る人の特徴をネットで調べると、夢日記をつけている、瞑想をする、など主人の習慣と一致!私自身はあまり夢を見ない(主人いわく覚えていないだけだそう)ので、あまりよくわからないけど、リスクは回避したい。

「とりあえず荷造りだけはしておくから、直前の勘で、やめた方がいいと思ったらやめよう。」とは言ったものの。普段の生活をしているだけで神経質になってきてしまった私。普段なら息子が多少危険かなと思うようなことをしても、ギリギリまで手助けしないようにしているのに、予知夢の話が頭をよぎってすぐに手助けをしてしまう。最近お気に入りの三輪車なども、平坦な道を走るだけでソワソワしている小心者の私なのであります。


普段の生活でこうなのに、不慣れな土地でこんな思いをするの、疲れるかも宇宙人くん 義母の法要どころじゃないかもガーン

それでなくてもマヨルカ島に戻ったらボイラーが壊れていて3日間お湯が使えずにシャワーが浴びられなかったりもやもや、オートロックのアパートの鍵を家の中に忘れて出てしまったりと、ホッとできない日々が続いているのですコーヒー 予知夢の話を聞いてから、普段の生活にまで神経質になって、心身ともに疲れてきた、気の弱い母。

電話でそんな話を主人にすると「ロドス島にいなければ大丈夫。自分もこれまでいろんな夢を見てきたけど、夢と同じ状況を作り出さないことでリスク回避してきてるんだ。」と!! 「えっガーン 聞いたことなかったよ、どんな夢?」と聞くと、「あまりにいっぱいで覚えてないけど、夢日記に全部書いてある。」と。夢日記をこっそり見てみたいような、やはり見たくないような…いずれにしてもギリシャ語だから、わかりませんが流れ星

そんなわけで、週末に予定していたギリシャ行きはとりやめることにしました。ロドス島に行かなければ大丈夫とはいうものの…なんだかやっぱり落ち着かない私です。いろいろ気を払って注意しながら生活しよーっと。