今回の一時帰国中に一歳10ヶ月になった息子。フィンランド経由でマヨルカ島に戻る便が、なんと生まれてから32回目のフライトとなりました。
残念だったのは2ヶ月前のフライトの時には大好きだったトラックのおもちゃに興味を示さなかったこと。かさばりながらも手荷物に入れてきたのになぁ
ありがたいことに飛行機が大好きなようで、耳が痛くなることもなく、離陸・着陸時には寝ていることさえある大物 フライトの前は私の方が緊張して、おもちゃ屋さんのセールスマンが如く、バッグにいろいろなものを詰め込んで飛行機に乗り込みます。
年齢と共に、飛行機のお供も変わってきて。一歳10ヶ月の今回は、2ヶ月前とは違うもので遊んでいたので、記録しておきたいと思います。
1. Duplo
LEGOの小さい子版、Duplo。マヨルカ島の空港で買って、箱は捨て、ジップロックに入れて携帯。飛行機の中で動物の名前を覚えたり、組み立てたり、バラしたりして。これで結構時間がつぶせました
JALのフライトでいつもいただく飛行機の模型。飛行機が大好きな息子はこれを手にして大興奮。これもバラしては組み立ててほしいとばかりに見せてきて、思いのほか喜んでいました。
このおもちゃ、日本滞在中にいとこの子どもに借りていたのですが、普段日本語環境にいない我が子が日本語の語彙を増やすのにぴったり!高いなぁと思いながらネットで買ったのですが、飛行機の中でも大活躍でした。日本滞在中に覚えた「電車」「はと」「あり」などの単語をタッチペンを使いながら、得意げに復習(?)。手荷物の中に入れられるのもありがたい
4. たっぷりしゃしんずかん
友だちのお子さんにゆずってもらった本。なんと200点もの写真が載っていて、「電車どこ?」「バナナどこ?」などと質問すると、そのページを開いて見せてくれていました。
10時間のフライトはなかなか長くおもちゃや本に飽きたあとは機内でアンパンマンを見たり、外の景色を眺めたりして過ごしました。温かい方たちやクルーの方が声をかけてくださり、日本人は優しいなぁ、とほっこり。
窓から見たシベリアは凍結していました。
おもちゃ以外に必要なものは
・大量のウェットティッシュ
・着替え
・おやつ
・タオル
・おむつ
どおりで、パンパンな手荷物の中に入る私自身のものは、お財布、携帯、パスポート、Kindleだけ。でも32回も子どもとのフライトを経験し(半分くらいは子どもと2人きり)、私自身もだいぶ度胸がついてきました。
でもね…日本に着いても、ギリシャに着いても、主人も私の実家の家族も息子が無事着いたことには大喜びするけれど、私の努力をねぎらう人はいないのね
これが親になるということかしら、と最近は自称・運び屋marichatoを名乗り、きちんと子どもを運ぶことが自分の使命であることを自覚するようになりました。
実は今週末またフライトの予定でしたが、どうやらキャンセルすることになりそう。この話は、また後日…。