先週末、フリーマーケットに参加しました。子どものもの、生活用品、服、アクセサリーなどフリーマーケットに出すか手元に残すか悩みながら出品するものを決めるので、だいぶ時間がかかり気づいたら夜中過ぎ。翌日寝不足のまま大量に袋に入れて会場へ。

会場は農園の手前の空いたスペースでした。この場所、フィンランドのハサミなどで有名なフィスカルスが最近CM撮影に来たのだそうです。


フリーマーケットには残念ながらあまりお客さんがいなく、となりにいたお料理の本を大量に売っていたおばさまとずっと話していました。こんな出会いもまた楽しいニコニコ

そんな中、ポツポツと可愛い女の子たちが私のテーブルにやってきては、
「2ユーロで買えるものはありますか?」
「この中で1ユーロのものはありますか?」
と聞いてきましたうさぎラブラブ 小さなアクセサリーをたくさん出していたから、女の子たちの目に留まったのでしょう。

5歳くらいとみられる3、4人の女の子たちはみんな可愛いくてピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇 思わず「タダでいいよ」と言いたくなりましたが、あ、これはお金の使い方の勉強中なのかも、と思い、きちんと(でも特別料金でウインク)対応することにしました。

「この鏡鏡は1.5ユーロ、こっちのピアスとネックレスはそれぞれ1.5ユーロ でも2つ買ってくれたら、全部で2ユーロでいいよ。」と言うと、買える範囲の中でいろいろと吟味して、試着もして、全財産の2ユーロを払っていってくれたのでした。

よく見ていたら、みんなで戦利品を一箇所にまとめてお買い物自慢をしていましたリボンハットドレス女の子って可愛いーふんわりリボンぽってりフラワー 

それにしても感心したのは、ほしいものが予算を上回っていても親にせがんだりせずにあっさりと諦めていたこと。最後の方は予算がかなり少なくなりながらも、持っているお金でいかにかわいいものをたくさん買えるか、まるでゲームのように楽しんでいるのが印象的でした。

翌日は日本の母の日。6歳の男の子のいる友だちが「子どもがお小遣いでお花を買ってくれたよ」と写真を送ってくれましたピンク薔薇 数本のカーネーションやガーベラが大切に花瓶に活けてありました。何かの折につけおばあちゃんからもらっている小銭を貯めているそう。母の日の花は、そのお金で買ってくれたのだとか。普段もお父さんと買い物に行くときは、今日の予算は200円、などと決められた範囲で自分でお菓子を選んでいるのだそうです。

私自身はなぜか子どもには一切お金について学ばせない、さわらせない家庭で育ってしまい、お小遣いをもらっても足りなければ追加してもらっていたので、お金の使い方をよく考えずに大人になってしまいました。ようやく自分でお金を稼ぐようになっても、財形貯蓄札束する以外はほとんど洋服と旅に消えていきました。ようやく少しお金が貯まったと思ったら生活に疲れて、イギリスを1ヶ月フラフラしたりしてすぐに貯金が底をついたりイギリス フィンランドに住んでからは税金が高いのでますます貯金はできなくなり、給料日に引き落としのような形で貯蓄講座に移す銀行のサービスを利用する以外は、生活するのがやっと…。と言いながらなんとかして月に一度は海外に行っていました。通りで貯金が少ないわけだコインたち

そのおかげでヨーロッパ内はかなり旅行をして後悔はないのだけれど、育休中の今もお金の管理は自信がないから主人に任せきりに。情けないえーん

フリーマーケットに来てくれた女の子たち、母の日にお花をプレゼントした友だちの息子さんのことを通して、子どもの頃からお金の教育をするのって大切だなぁと思った週末だったのでした。

うちの子どもにも、自分でお金を管理できる能力を早いうちから身につけさせたい。あ、私は教育してあげられないけどてへぺろ