今年は雨の多いマヨルカ島ですが、お天気のいい日は午前中ビーチに行っていますやしの木

よく行くビーチではドイツ語、スウェーデン語、英語、ロシア語が聞こえてきます。平日の日中ということもあり、おそらくリタイヤされたご年配の夫婦だったり、就学未満の子どもを連れた家族だったり。


みなさん、ひたすらお日様を浴びています浮き輪太陽


ギリシャではこういう北ヨーロッパからの旅行者や長期滞在者をBBSと呼んでいるんだよ、とサントリーニ島のタクシーの運転手さんが教えてくれました。

Beach
Beer
Sun
...つまり、ビーチとビールとお日様を求めてやって来る人たちトロピカルカクテル浮き輪太陽


「太陽に当たりすぎて真っ赤になっているからロブスターとも呼ばれるんだよ」と。日本語で言うならゆでダコかな…タコ

スペインの人たちはロブスターでなく、エビと呼んでいるのだとか。

いずれにしても、北国では限られた期間しか楽しめないビーチ、太陽を求めて南下する気持ち、フィンランドで暮らしていた私にはよーくわかる。というより、私自身も太陽を求めてギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリアなどに遊びに行っていたものでした。

そしてビール生ビールではないけれど、酒税の高い北欧では心から楽しめないから、南欧でワイン赤ワインを飲みながら新鮮な野菜や魚介類に舌鼓をうったものでした。

しかし、マヨルカ島のビーチにいてよく見かけるのは、ビール生ビールではなく…バナナバナナ

これ、ドイツドイツの方々に多いように思うのですが、ビーチでも観光地のベンチでも、アルミホイルに包んだサンドイッチとバナナバナナをおもむろにバッグから取り出して食べているのです。ホテルの朝食から失敬してきたのかなぁ。と思われる…。

私など、旅に出ると気分が大きくなって、せっかくこの国に来ているんだからあれも食べたい、これも食べたい、と見慣れぬものを色々食べてみたくなり。好きなメニューを見つけた日には、色々なレストランで食べ比べて、自分の中でランキングまで作成するのも楽しかったり。

でも堅実なドイツの方々、ビーチで黙々とサンドイッチとバナナバナナを召し上がってる。せっかくスペインに来ているのに?おいしいもの、たくさんあるよ!…と言いたくなるけれど、それはみなさん様々な旅のスタイルがあるのだから、余計なお世話ですね爆笑

…と、ドイツに住む友人に話したところ。「わかるな、それ。節約とかじゃなく、レストランに行ったりする時間を省略して、もっと合理的に旅をするんだよね。」と。

もちろん全てのドイツ人がこうなわけではなく、ステキなレストランでディナーをしている人たちもいらっしゃいます。

でも。ドイツ人をビーチで見かけるたびに、BBSは

Beach
Bananaバナナ
Sun

なんじゃないかなぁと思ってしまう私なのであります。