イースターエッグというと、カラフルな色で塗られていたり、かわいい柄が描かれていたりする卵を想像しますが、ギリシャのイースターエッグは真っ赤なのです。パステルカラーで塗られたイースターエッグを想像していた私は、ギリシャで真っ赤な卵を初めて見た時少々がっかりしたものですが、最近は真っ赤な卵をみると、今年もイースターだなぁと思えるようになりました。

今日は主人の友だちが自宅に呼んでくれて、一緒に卵を染めることになりました。

ゆで卵を作って、赤い染料を入れた水に10分ほど浸すだけです。

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真っ赤な染料、毒性のものは入っていないそうだけれど…一袋で50個の卵を染められるそう!

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染料を水とお酢で溶いて、水に入れます。

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その中に卵を浸すだけ。卵にヒビなどがないか注意ヒヨコ 染料のパッケージにも、ヒビや割れのない卵だけを選んで染めるように書かれています。青い手袋もパッケージに入っていました。

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10分後、きれいに真っ赤に染まりました。50個用の染料で15個しか染めなかったから、簡単に染まったのかも。

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卵にツヤを出すためにオリーブオイルを塗って出来上がりニコニコ

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赤い卵はスーパーにも売っているし、イースターの日にはたいていのレストランでも無料でふるまわれます。(観光客向けのレストランはわかりません。)

 スーパーの卵売り場も真っ赤ヒヨコ晴れ

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買った方が楽な気もするし、いろんな色で塗ってみたい気もするけれど、ギリシャ流に従って真っ赤一色が潔くていいかな。

ギリシャのパン屋さんなどにもイースター時期になると売られているので、去年はパン屋さんで買ったのですが、イースター当日に殻を割ったらなんと腐っていたガーン 義母の家の中が温かすぎたのか、パン屋さんで売られていた時点で古かったのか…?いずれにしても、この真っ赤な卵、パン屋さんでもレストランでも常温の場所に並べられているんです。去年買った時も、ダイニングテーブルの上に2日ほど飾られていて、大丈夫なのか心配したけれど、案の定食べられなかったガーン

今日も友だちは真っ赤に染め上がった卵を家の飾り棚の上に置いていたけれど、私は家に帰ってすぐに冷蔵庫に入れました。イースターまであと3日、今日のアテネは最高気温25度晴れ リスクは負いたくない…。

イースター当日は、1人1つずつ赤い卵を持って、卵同士をごっつんこします。卵の殻が最後まで割れなかった人が、その1年家で1番力を持てるとかなんとか。いろいろな風習があるものです。