ずっと頑ななまでに手をつけようとしなかったことを、とうとう始めてしまいました…。それは、スペイン語の勉強
マヨルカ島は、カタロニアの地域。人々はカタロニア語とスペイン語を話します。道の表示をはじめ、なんでも二ヶ国語表記です。が、リゾート地という土地柄か、スペインにしてはかなり英語が通じるのです
引っ越してからこれまで、ここにはずっといるわけではないし、育児休暇中だし、カタロニア語地域だし、私にはスペイン語より主人の国の言葉、ギリシャ語の方が大切だからスペイン語は勉強しないよ!と公言していたのです。
その理由として、なにかと真剣になってしまう私は楽しみながら語学を勉強することができないことが挙げられます。できないことや勉強時間を作れないことに自己嫌悪するから、苦しくなってしまう。そんな自分を知っているから、避けていたのもあります。
が今度は1年以上スペインに住みながら挨拶程度しかできない自分がもどかしく、恥ずかしくなってきて、せめて毎日のように通っている市場で不自由しないくらいになりたいなぁと思い始めたのでした
市場はカタロニア語が飛び交っていますが、スペイン語ももちろん通じます。逆に英語はあまり通じないことも。
そんな時オランダ人の友だちが「プライベートレッスンしてるんだけど、よかったら2人で一緒に習わない?」と誘ってくれて、乗っかってみることにしたのです。苦しくなったらやめよう、と決めて
レッスン場所は海沿いのカフェ。お天気が良くて気持ちがいい
単語ノートもリサイクル、と開いたページは、少しだけドイツに住んでいた時に勉強していたドイツ語が あー私、こんなに色々勉強しながら、何もモノになっていないよ
まだテキストを使わずに、日常使いたいフレーズを文法を考えずに習っているので、私にしてはカタカナの羅列を暗記している感じ。まぁいっか、と思いつつ、いろいろな言語を勉強してきた弊害かついつい文法が気になり、テクニカルな質問をしてオランダ人や先生をびっくりさせる
…と、カタカナの羅列のレッスンが終わりかけた時。「イースターの週はレッスンはお休みね」と先生。イースターといえば、私はギリシャに行くんだった!主人の実家にいる大好きなお手伝いさんは英語ができないし、義理の母は五ヶ国語を話せるのに最近認知症のためか私にもギリシャ語で話しかけてくるようになったんだった!半年ほどサボっていたギリシャ語、せめてイースター前に少し思い出したい
そう思って今日はギリシャ語のレッスンをしてきました。ギリシャ語だってほとんどできないけれど、フィンランドのヘルシンキの市民講座で1年習っていたのでスペイン語よりはわかるのです フィンランド語でギリシャ語の文法を勉強していたあの頃、頭をフル回転させていたなぁ…。
スペイン語とギリシャ語、一緒にやってぐちゃぐちゃになったら…ギリシャ語優先にするとして、とりあえずやってみよう 目指せ、マルチリンガル