ヘルシンキのカフェ巡り、第二弾です。
最近伝統的なカフェに加えて、新たなカフェができてきました。今日は最近ヘルシンキで話題のカフェのご紹介です。
Mattolaituri 住所 Ehrenströmintie 3 A 00140 Helsinki
2011年にできたばかりの新しいカフェ。ここはテラス席のみで夏しか営業していません。このカフェが開けば夏の到来、閉まると夏が終わったことを感じるカフェで、デッキチェアに座ってコーヒーやワインを楽しむことができます。
Löyly 住所 Hernesaarenranta 4 00150 Helsinki
いまヘルシンキで一番話題のカフェといえば、Löyly。2016年にオープンしたばかりですが、常にたくさんのお客さんでにぎわっています。静かな伝統的なカフェと比べると、DJが音楽を流してくれ、ハンバーガーなど食べ物も充実、南欧にクルージングに出かけたような気持ちにさせてくれる、海に面したテラス席にゆったりとデッキチェアが並びます。そして何よりの特徴はサウナが併設されていることです。サウナから出てきた水着姿の人たちが目の前の海で泳ぐ姿もちらほら。ちなみにlöylyとはフィンランド語でサウナにある熱した石に水をくべたときに出る水蒸気のことです。
船旅をしているかのようなテラス席。お天気のいい日は本当に気持ちがいいです。
フィンランドの酸味のあるコーヒーが苦手と言いながら、私がついついカフェに足を運んでしまうのは、ヘルシンキの海を眺めながらゆったりと過ごす時間が好きだからなのかもしれません。人口の少ないフィンランド、夏場のテラス席の確保には苦労しますが、普段はとても静かでテーブルもゆったり。本を読んだり、絵を描いたりしながら気づいたら2時間も長居してしまったこともあります。
最近はイタリア人が経営する本格的なコーヒーを飲めるカフェもでき、コーヒーそのものを楽しめるお店も増えてきました。本格コーヒーの飲めるカフェについてはまた後日書きたいと思います。