木曜日は スーパーブルームーン でした、、
朝刊で知って、これは絶対見なければと、
いつもの私が月光浴する秘密の場所に行きました。

着くと、、ちょうど、30度くらいの角度に、
黄色い大きなお月様が出ていました。

スマホで撮ろうとしたら、私のiPhone11には望遠機能は無く、
仕方なくそのまま撮影したら、、もう全然ダメ、、
諦めて、、そのまま石段に座り、、
約30分の月光浴を楽しみました、、

数年前の満月の夜、ケンちゃんから、「今夜は僕が真理ちゃんをお姫様抱っこし、夜空を飛びますから、、
お月様の前をゆっくり横切りますから、見ていて下さい、、」
「そ、、そ、、そん、、な、、」

私は言われたまま、石段に腰を下ろし、満月を見続けていると、、
(あっ、、あれかな、、あの、黒い小さな影は、、
確かに真理ちゃんとケンちゃん、、)
真理ちゃんとケンちゃんの笑う声が聞こえたような気がしました、、
ハァ、、そんな事もありました、、
今頃おとぎの国で、真理ちゃんとケンちゃんは、、



真理ちゃん、、

なぁにケンちゃん、、

真理ちゃ〜ん! そろそろ月の出の時間ですよ〜、、

ケンちゃん、それ、時間ですよの宮崎健ちゃんの真似でしょ、、似てるわよ、、

真理ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいです、、
はい、真理ちゃん、ここに座って、、
(10人掛けの大きなベンチの真ん中あたりに真理ちゃんが座って、、
僕は真理ちゃんの左側30センチほど離れて座る、、、と、、
真理ちゃんは身体を僕の方へずらし、、
真理ちゃんと僕の肩が接触している状態に、、

ま、真理ちゃん、、肩が、、あの、、

私とケンちゃんで離れて座るって意味解らないわ、、

そ、それはそうなんですが、、一応、、

あっ、ほら、ケンちゃん!
大きなお月様、、

ホントだ、、

綺麗ね〜、、

僕は真理ちゃんのお顔を覗き込むように見ると、、
真理ちゃんの両瞳に、お月様が映り込んでいる、、
真理ちゃんはクスッと笑い、、
僕の方を向いてくれる、、
その真理ちゃんの両瞳には、、今度は僕の姿が、、

ぼ、僕は、、世界一の幸せ者だ、、間違いない、、
真理ちゃん、とってもとっても好きぃ、、