何度も言っちゃうけど
残念ながら踊りの神様に愛されず
生まれた時から三味線の音をきいてても
お稽古していても
上手くない人はたくさんいる
そんな人ほど踊りが好きだったりして
どんなに毎日踊ってたり頑張ってたりしても
経験値で多少は化けても
突き抜けはしない
哀しいかな
資質やセンスが関わるから
血でもないんじゃない
もちろん！
血筋で大成されてる方も
たくさんいらっしゃいます
だから
やたらめったら稽古すりゃいいと
稽古数 ＝ うまさ とは
私は思わない
天才は努力で作られる
という如く
資質やセンスがある人が更に自分を磨き
稽古するから
稽古数 ＝ うまさ
になってゆく
本物の天才は
ちゃんと努力してるんです
だから結果もついてくる
頭が下がります
小さい頃からやってても
そこで頑張ったからと
その時のスキルだけで乗りきる
なんて無理無理
おそらくどんな事柄でも
おんなじ事が言えるのでしょう
ただ、小さい頃に怒られ怖さ
身体に叩き込まれた記憶
これは三つ子の魂 のように
根深く身に宿っていて
今回の真理パフェの娘道成寺を拝見して
２年のブランクを２回の稽古で埋めてしまったり
３０年以上のブランクがあっても
動き出せば
身体や手の形がなんの違和感なく
ちゃんと踊りになっていて
ワープしたような不思議さがあって
この財産は
小さい頃からやってたパターン
といえるのかなと
思ってしまった
天才じゃないし
なかなかうまくならないけど
私はダメだと
悲観してもしょうがないから
私は踊りの神様に
少しだけでも愛されてるの
と勝手に信じて
自分なりの努力を重ねるしかない
失敗しても
次の目標に向かって
自分が諦めるまで
(死ぬまでかもしれないし)
前進してゆくしかない
不器用でも
好きだから
もっともっと と励んで
ちょっとずつでも馴染んでいき
10年後20年後
うまくなったねって
それも幸せなんじゃないかな？
その10年20年を
3年5年に出来ないかと
上手く踊れる術や裏ワザを
一緒に考え
伝えてゆくのが楽しい
私、自分のお稽古はやっぱり苦手
私は板の上じゃなく
24時間イメトレ稽古が好き
でも
相手がいるものは
恥ずかしいけど
回数重ねてやりこまないと失礼だし
本番に反映されてしまうと
エナに教えていただきました（；＿；）
やっぱり形はどうであれ
お稽古はしなきゃ
お稽古は自分への自信に繋がるし
相手への信頼に繋がるから
やっぱり
稽古は嘘つかない
です
